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農林水産技術会議

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令和2年度スマート農業実証プロジェクト 農業者REAL VOICE

令和元年度からスタートした「スマート農業実証プロジェクト」について、令和2年度から実証に参画している農業者とスタートアップ企業の方の「生の声」をお届けします!

これからスマート農業に取り組もうとする方や既に取り組んでいらっしゃる方にご覧いただき、今後の農業経営にスマート農業技術を導入するきっかけにしていただきたいと考えています。

  • REAL VOICE NO.20 鹿追町ICT研究会ほか(北海道鹿追町)

    • 露地野菜
    • スマート農機の共同利用を円滑に進める「シェアリング」により、地域で効率的に利用が可能。キャベツ自動収穫機により従来6~7人で行った収穫作業が2~3人で可能に。
    • 生産者が同じ技術を共有し、同じ畑の値(地力)を共有し、皆で考えていくことができる。
    • スマート農業は必要不可欠なものになってくる。
    • パソコンがあれば圃場の状況が分かるので、将来的には北海道全域をまたいで、あちこちで農業をしたい。
  • REAL VOICE NO.21 (株)新妻有機農園(福島県広野町)

    • 水田作
    • 東日本大震災で離農する人も多くなった中、今後の福島県の農業を考えてスマート農業実証プロジェクトに参画。
    • ドローン空撮による葉色診断や雑草診断は、来年の施肥設計に生かすことができる。
    • 息子の嫁さんも直進アシスト田植機で作業することが可能に。
    • スマート農業を導入していかないと、若い人たちにアピールできない。息子も、息子の同級生も就農することになった。
  • REAL VOICE NO.22 JA長崎せいひ長崎びわ部会(長崎県長崎市)

    • 果樹
    • 高齢化等により長崎産びわは年々生産量が減少し、スマート農業への期待が高まっていた。
    • ドローン防除により、散布時間は手散布と比較し1割ほどになるとともに、複数の圃場を1回で散布でき効率的。
    • スマート選果システムにより、「特選なつたより」が平均価格の3倍で取引されるとともに、これまで生産者で行っていた10aあたり35時間ほどかかっていた選別作業が削減。
    • 農福連携として選果業務の一部を障がいをお持ちの方に作業委託したが、障がいがある方から「また来たい」という声を聞けたことは嬉しかった。

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究推進課 スマート農業実証プロジェクト推進チーム
広報グループ

代表:03-3502-8111(内線5891)
ダイヤルイン:03-3502-7438