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農林水産技術会議

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スマート農業実証プロジェクト 農業者REAL VOICE -畑作-

令和元年度からスタートした「スマート農業実証プロジェクト」について、畑作の実証農業者等の声をお届けします!

これからスマート農業に取り組もうとする方や既に取り組んでいらっしゃる方にご覧いただき、今後の農業経営にスマート農業技術を導入するきっかけにしていただきたいと考えています。

  • 岡田農場(北海道更別村)

    • 畑作
      (ジャガイモほか)
    • ロボットトラクタは、何も操作しなくても作業が正確にできるので、誰でも扱いやすい。
    • ロボットトラクタを導入したことで、(収穫作業の)労働時間が1人分(25%)削減できた。
    • 岡田農場をスマート農業の実践の場にし、他の農業者に普及していきたい。
  • (株)鹿中農場(北海道津別町)

    • 畑作
      (タマネギほか)
    • 携帯電話の電波が届かない農地もある中、プライベートLTEを活用した自動操舵により、作業の軽減が図られ肥料代が10%削減。
    • 今後は可変施肥などのデータを蓄積し、いろんな人が(データを)共有できる環境づくりが必要。
    • 様々な課題に取り組むことで、スマート農業の可能性が開けてくるので、多くの人に取り組んでほしい。
  • (有)グリーンサポート斐川、(農)上直江ファーム、常松種苗(株)(島根県出雲市)

    • 畑作
    • 直進機能トラクタにより真っ直ぐな畝立てと肥料を減らすことが出来た。
    • 営農・栽培管理システムによって作業と栽培管理が効率的になった。
    • 斐川地域の水田農業に、高収益作物とスマート農業技術を積極的に取り入れていきたい。
  • アグリサポート南大東(株) (沖縄県南大東村)

    • 畑作
    • 6基の微気象装置により、気象情報を的確に捉えられるようになり、作業計画が立てやすくなった。
    • 自動操舵システムを導入することで、トラクタを使ったほとんどの作業で、負担軽減と作業効率向上を図ることができた。
    • 農業は高齢化が進んでおり、日本に技術が定着していくためには、スマート農業のデータを活用して技術を伝承させていく必要がある。
  • (有)大塚農場ほか(北海道当別町) × エアロセンス(株)(スタートアップ企業)

    •    実 証 経 営 体     (畑作)
    • ・ロボットトラクタにより、労働力や身体的な負担が軽減され、高齢者や初心者でもベテランと同じ操縦が可能。
    • ・広大なほ場をドローンでセンシングすることで、生育管理が容易になり、センシングデータに基づく施肥で収量が安定化した。
    • ・スマート農業をスマートフォンレベルで使える簡単なものと捉えて、まずは使ってみて欲しい。
    • スタートアップ企業(ドローン)
    • ・日本のドローンメーカーで、実証ではドローンでセンシングしたデータから可変施肥マップ作成、適量施肥に取り組む。
    • ・スタートアップ企業のように小規模企業であれば、より小回りの効く形で、それぞれの地域における生産者さんの進め方を理解して技術開発が可能。
    • ・地域の活力維持のために、農業用インフラや森林の点検等でさらにドローンの活用が進めばよい。
  • 石川県農林総合研究センター、(株)アグリとくみつ、(農)大長野水稲生産組合、(株)オプティムほか(石川県白山市・能美市)

    ドローンを活用したデータシェアリング農業とは?

    • (畑作)
    • 水稲から麦や大豆への転換に向けて、民間事業者と行政機関が連携し、データ収集の外部委託・データシェアリング、データに基づいた管理作業が通知されるシステムなどの新たなサービスを実証し、データ駆動型農業を実現しました。
    • 【参画者の声】
    • ・同じ田んぼでも、端っこと真ん中とでは生育状況が違う。ドローンで上空から見るとそれがはっきりわかるので、追肥や収穫の予定が立てやすかった。
    • ・ドローンセンシングの導入で、今年は過去一番くらいの高単収となり、今回のプロジェクトで収量向上に一役買えた。

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究推進課 スマート農業実証プロジェクト推進チーム
広報グループ

代表:03-3502-8111(内線5891)
ダイヤルイン:03-3502-7438