JA熊本市園芸部会茄子部会ほか
- 実証課題名
- 「ICT技術やAI技術等を活用した日本一園芸産地プロジェクト(施設園芸:なす・すいか)」の実証
- PDF版
- JA熊本市園芸部会茄子部会ほか (PDF : 1,363.9KB)
導入技術の効果
FarmBox(営農管理)
- 導入技術
- 営農管理システム
- (ア)ハウスの付加情報(加温設備・ハウスの内張)を正確にデータ化したことで、JA指導員の巡回指導が効率化されるとともに、営農指導が効率化。(異動等により農業者の圃場位置やハウスの情報を把握するのに必要な日数:120日→0日)
- (イ)毎年農業者から情報を収集し、手書きで作成していた栽培面積調査の労働時間が大幅に低減するとともに、栽培面積がハウスの実面積で把握。(これまで:指導員15名で約7日→指導員15名で約4日)
- (ウ)ハウスの間口の長さ・棟数について正確な情報がデータ化されたため、施設の改修や資材の購入にあたって、この情報を有効活用。
ゼロアグリ
- 導入技術
- 栽培管理システム、水管理システム
- R1年度の実証結果を基に新たな施肥量計画を作成したことにより、生育は良好で、対照区と比較した実証区の収量は14%増で推移。かん水・施肥に係る労働時間は196時間減を実現。
FarmBox(GAP管理)
- 導入技術
- 営農管理システム
- 国際認証GGAPのグループ認証においては、チェックリスト91項目のうち19項目の管理業務が効率化し、人員体制を一人削減。JGAPのグループ認証においては、34項目のうち12項目の管理業務が効率化、部会員一人あたり約1時間削減。
RightARM(出荷予測)
- 導入技術
- 生育・収量等予測システム
- 出荷量が多く、また、時期ごとの出荷量の増減が激しい3- 6月の出荷量を予測した結果、全出荷量で絶対誤差率約10% を実現。
お問合せ先
農林水産技術会議事務局研究推進課
担当者:長谷川、草場
代表:03-3502-8111(内線5891)
ダイヤルイン:03-3502-7437