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農林水産技術会議

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園芸メガ団地共同利用組合

実証課題名
先端技術の導入による計画的安定出荷に対応した露地小ギク大規模生産体系の実証
PDF版
園芸メガ団地共同利用組合 (PDF : 1,485.9KB)
年度
令和元年度
作目
花き
都道府県
秋田県
品目
小ギク
導入技術
栽培管理システム、収穫機、植付機、散布機

導入技術の効果

自動直進機能付きうね内部分施用機

導入技術
散布機
  • 施肥・耕起・畝立て作業では、畝立て時の印付けの作業が省力化され、作業時間が慣行機より54%削減。直進性の精度も十分。
  • 初心者は旋回部で時間がかかるが、数回の練習で経験者と同等のうね立て作業が可能。

小ギク一斉収穫機

導入技術
収穫機
  • 収穫機単独では手作業よりも作業時間70%の削減が可能。
  • しかし、ロスを削減するために、実際の作業は開花揃いに合わせ1~2回慣行の手作業による採花作業を行い、切り前が早い蕾が1割を切ったタイミングで収穫機を用いた。その結果、最終的に慣行の手作業のみより41%削減できた。
  • 出荷計画本数に対してのロス率は1%と高精度。

作期全体の労働時間

導入技術
散布機、植付機、収穫機
  • 自動直進機能付きうね内部分施用機、キク用半自動乗用移植機、小ギク一斉収穫機、切り花調整ロボットにより、露地小ギクの作期全体の労働時間が約32%削減(671時間/10a→457時間/10a)。

需要期出荷率

導入技術
栽培管理システム
  • 耐候性赤色LED電球を用いた8月および9月出荷作型の電照栽培により、需要期出荷率は95.5%を達成(季咲き品種による無電照栽培では60.6%)。

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究推進課

担当者:長谷川、草場
代表:03-3502-8111(内線5891)
ダイヤルイン:03-3502-7437

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