JAにしうわスマート農業研究会
- 実証課題名
- 未来型柑橘生産に向けたAI等先端技術の導入によるスマート営農体系の実証
- PDF版
- JAにしうわスマート農業研究会 (PDF : 1,413.8KB)
導入技術の効果
気象ロボットデータに基づく最適管理
- 導入技術
- 栽培環境センシング
- 温州みかん、甘平の収量推移
気象ロボットで圃場環境データをモニタリングし、データに基づく栽培管理で、実証農家の10a当たり収量は平成30 年に比べて温州みかんで14%増加、甘平で32%増加した。
アシストスーツによる労働強度の軽減
- 導入技術
- アシストスーツ
- 農業資材運搬における簡易アシストスーツ利用と軽労働評価
簡易アシストスーツは、園地内での資材運搬時等に、疲労度軽減率が13.8%と比較的高い評価が得られた。
AI選果機による労働力の削減
- 導入技術
- 選果機等、AI
- AI 選果機の判別精度と労働力削減効果
階級、腐敗、スリップス、着色の判別精度は100%であったが、生傷の判別精度に課題が残った。年間労働時間は、AI 選果機導入により126.2 時間(うち選果・出荷時間は4.2 時間)に削減された。
経営・栽培管理の見える化
- 導入技術
- 営農管理システム、栽培管理システム
- スマート機器使用による栽培管理最適面積
経営・栽培管理システムに蓄積された圃場環境データ、経営データ等から栽培管理に最適な面積をシミュレ―ションした結果、収益が向上し労働時間は削減された。
( 温州みかん:経営面積50a(令和元年実績対比収益26%増加、総労働時間30%削減)
甘平:経営面積20a(令和元年実績対比収益70%増加、総労働時間25%削減) )
お問合せ先
農林水産技術会議事務局研究推進課
担当者:長谷川、草場
代表:03-3502-8111(内線5891)
ダイヤルイン:03-3502-7437