TMRセンターアクシス&漆原牧場
- 実証課題名
- TMRセンター利用型良質自給飼料生産利用による高泌乳牛のスマート牛群管理体系
- PDF版
- TMRセンターアクシス&漆原牧場 (PDF : 1,436.8KB)
導入技術の効果
ドローン画像解析による雑草計測
- 導入技術
- ドローン、リモートセンシング
- ドローン画像解析により飼料用トウモロコシ圃場の雑草率(雑草繁茂と認識される1m2メッシュ数の割合)を可視化
- 中央値は0.28%、すなわち除草剤を集中的に散布すべき箇所が1ha中に30
ポイント程度の圃場が多いことが判明。 - 一方、圃場によっては雑草率が6. 1%、1ha中600ポイント以上になることも。
⇒スポット除草or全面散布の判断材料になる。
ドローン画像解析による収量予測
- 導入技術
- 生育・収量等予測システム、ドローン、リモートセンシング
- ドローン画像解析により飼料用トウモロコシ収穫直前の地上部体積を圃場ごとに算出、材料収穫量(原物収量)との関係を解析
- 両者に強い正の相関(r=0.96)
- 誤差(推定値と実測値の差の絶対値を平均、収量平均値に対する比率に換算)=15.9%
⇒収量予測で作業計画(収穫順、サイロ準備)が容易になる。
作業自動記録・リアルタイムモニタリング
- 導入技術
- 営農管理システム
- 作業軌跡を自動記録・リアルタイムモニターシステムを導入
- 2019年度= TMRセンターでモニターして各車両に指示
- 2020年度=各車両にタブレットを搭載
⇒ダンプの渋滞解消、作業時間が10%↓
搾乳ロボット・バルク乳データリモートアクセス
- 導入技術
- 搾乳、営農管理システム
- TMRセンターにいながら、あるいは出先で、搾乳ロボットデータ(乳量、搾乳回数、反芻状況など)、バルク乳データにアクセス可能
- 問題発生時にデータ確認のための酪農家訪問が不要
⇒訪問に要する時間平均約20分、最長約40分が節減、迅速な対応が可能
お問合せ先
農林水産技術会議事務局研究推進課
担当者:長谷川、草場
代表:03-3502-8111(内線5891)
ダイヤルイン:03-3502-7437