委託プロジェクト研究 令和3年度終了課題の成果動画一覧
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委託プロジェクト研究(令和3年度終了課題)の成果を動画でご紹介いたします。
畜産からの温室効果ガスを削減する技術
メタン排出量が少ない牛の育種に必要な簡易メタン測定法や排せつ物からのN2Oを削減できるアミノ酸バランス改善飼料等、畜産由来のGHG(温室効果ガス)の削減技術を開発しました。
これら技術の活用により、生産性を損なわずに畜産由来のGHG排出量を20%削減※できると期待されます。
※ライフサイクルアセスメント手法で評価
- 研究成果の詳しい情報
畜産からの温室効果ガスを削減する技術:農林水産技術会議 (maff.go.jp)
人工知能を活用した病害虫診断技術
トマト、イチゴ、キュウリ、ナスの病害虫を80%以上の精度で画像から診断する人工知能プログラムとこれを簡便に利用可能とするスマートフォンアプリを開発しました。
新規就農者等が活用し、適切な対策が行われることを通じて、病害虫の被害低減による収益向上が期待されます。
- 研究成果の詳しい情報
人工知能を活用した病害虫診断技術:農林水産技術会議 (maff.go.jp)
土壌病害診断AIアプリ「HeSo+(ヘソプラス)」の開発
土壌分析や栽培状況等を基に畑を診断し、土壌病害の発生しやすさに応じた適切な対策技術を提示するウェブアプリ「HeSo+(ヘソプラス)」を開発しました。
土壌消毒剤の使用量の削減により、生産者の収益向上と環境負荷低減が期待されます。
植物生体情報とAIによるデータ駆動型施設生産
大規模施設園芸における経営の効率化のため、AIを活用した高精度な生育情報計測技術(画像、光合成・蒸散速度)及び計測データに基づき生育や作業計画を最適化するシステムを開発しました。
生育情報に基づく栽培・労務管理による省力化、雇用労働費の削減と光合成情報に基づく液肥やCO2の適正施用による環境負荷低減が期待されます。
施設園芸のデータ活用技術・プラットフォームの開発
施設園芸の様々な営農データを統合して活用するための仕組みを整備するとともに、営農データを収集し、労務管理や栽培管理に利用する技術を開発しました。
この仕組みにより、農業データ連携基盤(WAGRI)などとも連携し、営農に関わる様々なデータを活用したサービスの開発が期待されます。
新産業を創出するスマート養蚕技術
省力・安定的に遺伝子組換えカイコを飼育できるスマート養蚕システムを開発しました。また、遺伝子組換えカイコによるバイオ医薬品等の生産性や機能性を向上する技術を開発しました。
これにより、地域でのカイコの生産と製品化が進み、新たな地域産業の創出が期待されます。
- 研究成果の詳しい情報
新産業を創出するスマート養蚕技術:農林水産技術会議 (maff.go.jp)
花粉媒介昆虫等の積極的利活用技術の開発
果樹・果菜類の花粉を媒介する在来昆虫のうち、送粉効率の高い種の大量増殖技術を開発しました。
また、ほ場で利活用可能な野生の花粉媒介昆虫の調査方法をマニュアルとしてまとめました。
花粉媒介昆虫の資材化や調査データの蓄積等により、農作業の省力・低コスト化が期待されます。
お問合せ先
農林水産技術会議事務局研究企画課
担当:企画班
TEL:03-3501-4609(直通)
FAX:03-3507-8794