このページの本文へ移動

農林水産技術会議

メニュー

【スマート農業 REAL VOICE NO.24-(1)】 (有)安井ファーム(石川県白山市):実証経営体(露地野菜)

品目:
ブロッコリー

アイキャッチ画像:有限会社 安井ファーム(石川県白山市)

(以下話手:有限会社 安井ファーム 代表取締役 安井善成さん)

水稲農業をしながら、ブロッコリーにも取り組む複合経営に転換したところ、水稲だと少人数で多くの面積ができる反面、ブロッコリーなどの園芸作物の場合はかなりの時間と労力、手間がかかるので、効率を上げるためにこのスマート農業の実証に取り組みました。

ロボットトラクタの活用で労働時間を大幅に削減

今回、特に効果の大きいものはロボットトラクタで、無人のトラクタですが、慣行だと10a当たり0.4時間かかっていた作業が0.1時間になり、75%の(労働時間の)削減に成功しました。
さらにうね立てをする自動操舵つき有人オートトラクタを併用することによって、無人でトラクタを耕起しながら、その横でうね立て作業ができるため、1人2役ということで、非常に作業効率がアップしました。

写真:有限会社 安井ファーム 代表取締役 安井善成さん
有限会社 安井ファーム
代表取締役 安井善成さん

自分が目指す農業経営の実現に向けて、スマート農業を取り入れる

私は、基本的には楽をして農業したいのが原則で、今まで手作業をしていた部分を機械化できないか、簡素化できないかということを常に考えていますので、そういった部分にこのスマート農業がマッチしていまして、非常に便利な機械が多いこともあり、自分のところでも取り入れやすかったということもあります。全国でも色々な方がこのスマート農業に取り組んでいます。成功している事例もたくさんありますので、結果を見て、どんどんスマート農機を取り入れていけば良いのかなと思います。

写真:畑で畑でロボットトラクタを活用している風景畑でロボットトラクタを活用している風景

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究推進課 スマート農業実証プロジェクト推進チーム
広報グループ

代表:03-3502-8111(内線5891)
ダイヤルイン:03-3502-7438