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農林水産技術会議

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令和2年度・3年度スマート農業実証プロジェクト 農業者REAL VOICE

令和元年度からスタートした「スマート農業実証プロジェクト」について、スタートアップ等の民間企業が参画している実証地区のうち、令和2年度または令和3年度から実証を開始した地区の方の「生の声」をお届けします!

これからスマート農業に取り組もうとする方や既に取り組んでいらっしゃる方にご覧いただき、今後の農業経営にスマート農業技術を導入するきっかけにしていただきたいと考えています。

令和2年度スマート農業実証プロジェクト 農業者REAL VOICE NEWアイコン

    • REAL VOICE NO.27  (宮崎県新富町)
      ロボットによる自動収穫で農業の人手不足を解消
      (一財)こゆ地域づくり推進機構、新富町役場、アグリスト(株)、テラスマイル(株)ほか

      • (施設園芸)
      • 自動収穫ロボットによる省力化、画像解析による品質向上のほか、自動収穫機等を活用した経営モデルの構築や管理マニュアルの作成に取り組みました。
      • 【参画者の声】
      •  ・農場全体の約20%を自動収穫ロボットで収穫できる。人の手だけでは収穫したピーマンの大きさにバラツキが出るが、それをロボットで補っていける。
      •  ・収益モデルや収穫量、その他農業に関わるあらゆるデータを集約して可視化することで、永続的に農業経営ができることを示せた。

令和3年度スマート農業実証プロジェクト 農業者REAL VOICE NEWアイコン

  • REAL VOICE NO.28  (千葉県山武市)
    農家と流通をデータで繋ぎ需給のマッチングを実現
    (株)ぐるなび、JA山武郡市管内生産者、JA山武郡市、楽天西友ネットスーパー(株)、楽天グループ(株)

    • (露地野菜)
    • 『ぐるなびアグリ』を開発し、「産地の生産実績に基づく出荷予測」と「実需の消費者購買データ」に基づいた産地への需要情報共有によって、農業者所得の最大化を実現しました。
    • 【参画者の声】
    •  ・農家さんが入力したデータにより、出荷のピーク時期をあらかじめ把握でき、ネットスーパーでのキャンペーンを適切なタイミングでスタートできた。
    •  ・飲食店向けの販売においては、加盟店のデータから仕入れの傾向を分析することなどによって、より適切な出荷を行うことができた。
  • REAL VOICE NO.29  (石川県白山市・能美市)
    ドローンを活用したデータシェアリング農業とは?
    石川県農林総合研究センター、(株)アグリとくみつ、(農)大長野水稲生産組合、(株)オプティムほか

    • (畑作)
    • 水稲から麦や大豆への転換に向けて、民間事業者と行政機関が連携し、データ収集の外部委託・データシェアリング、データに基づいた管理作業が通知されるシステムなどの新たなサービスを実証し、データ駆動型農業を実現しました。
    • 【参画者の声】
    • ・同じ田んぼでも、端っこと真ん中とでは生育状況が違う。ドローンで上空から見るとそれがはっきりわかるので、追肥や収穫の予定が立てやすかった。
    •  ・ドローンセンシングの導入で、今年は過去一番くらいの高単収となり、今回のプロジェクトで収量向上に一役買えた。

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究推進課 スマート農業実証プロジェクト推進チーム
広報グループ

代表:03-3502-8111(内線5891)
ダイヤルイン:03-3502-7438