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農林水産技術会議

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「労働力不足の解消に向けたスマート農業実証」農業者 REALVOICE

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い深刻化した人手不足に対応するため、労働時間削減の速やかな効果が期待されるスマート農業機械を緊急的に導入・実証した「労働力不足の解消に向けたスマート農業実証」に参加された、農業者や学生の『生の声』をお届けします!

これからスマート農業に取り組もうとする方や農業高校等の学生の皆さまにご覧いただき、スマート農業技術を導入するきっかけにしていただきたいと考えています。

  • REAL VOICE (株)イグナルファーム大郷(宮城県大郷町)、(株)宮城フラワーパートナーズ(宮城県加美町)

    • 施設園芸
    • 導入したスマート農業技術の効果で従来より労働時間を32%削減でき、新型コロナ禍による労働力不足を解消。
    • 作業管理ツールは導入費用も安く、70歳を超えた方も毎日入力できるような使いやすさで、労務管理が明確に。
    • 人を減らすためではなく、さらに雇用も増やし、給与も上げて、経営を拡大するためのスマート農業にしたい。
    • スマート農業は、人にしかできないことに時間を割けることで、農作物の品質が向上するなどのメリットが大きい。
  • REAL VOICE(株)吉野家ファーム福島(福島県白河市)

    • 露地野菜
    • スマート農業は、農業分野への女性の進出に最適なツール。
    • キャベツ自動収穫機は、これまで中腰で行っていた作業が立って行えるようになり、腰への負担が少ないのでとても楽になり、仕事が続けられると感じた。
    • スマート農業技術を「見る、試す、体験する」ことが、就農者を増やす足掛かりになる。
    • 「女性だから」「力がないから」と農業に引け目を感じていたが、スマート農業で農業は難しくないし、楽しい!に変わった。
  • REAL VOICE(株)鈴生(静岡県静岡市)

    • 露地野菜
    • スマート農機の導入部分で従来より労働時間を55%削減でき、外国人技能実習生が来れなくても滞りなく出荷ができた。
    • 実証をきっかけに農業大学校生が、社員として会社へ入社。
    • 学校の授業では学べないことを、スマート農業実証で学ぶことができ、そういう経験を増やすことが生徒にとって今後に繋がる面が多い。
    • これから先、スマート農業技術を導入して作業をすることで自分のスキルを磨きたい。
  • REAL VOICE(株)エスタンシア(岐阜県郡上市)

    • 露地野菜
    • 草刈作業は炎天下で肩掛け式の草刈機を振り回していたが、リモコン式草刈機は日傘を差しながらリモコンを操作するだけで作業ができる。
    • 機械に乗ることに苦手意識を持っていたが、スマート農機により、できる仕事の幅が広がった。
    • (自動操舵トラクタ)は座っているだけで、簡単に1―2cmの誤差もなく作業ができ、仕上がりを眺めるのが楽しい。
    • スマート農業技術を導入していることが会社のアピールとなって、若い人が集まってくれることを期待。

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究推進課 スマート農業実証プロジェクト推進チーム
広報グループ

代表:03-3502-8111(内線5891)
ダイヤルイン:03-3502-7438