営農支援センター四万十(株)
- 実証課題名
- 自動運転トラクターやドローンを活用した中山間地水田作のスマート農業技術体系の実証
- PDF版
- 営農支援センター四万十(株) (PDF : 1,415.2KB)
導入技術の効果
散布用ドローン
- 導入技術
- ドローン
- 大豆防除作業では、労働時間を慣行より76%削減
- 水稲除草剤散布では、労働時間を慣行より63%削減。自己拡散型の剤を使用することで、さらに削減できることが示唆された。
- 短時間での適期防除が可能となり、体への負担も大幅に軽減。
直進キープ機能付田植機
- 導入技術
- 田植機
- 田植え作業では、機械作業時間を慣行より18%削減
- 植付け時の株間キープ機能により、ほ場ごとの苗使用量を高精度に管理でき、10a当たり1枚削減
- 直進キープ機能により深水でも真っ直ぐ植えることができ、田植え前後の落水・入水の管理を省力化できた。
- 初級者のオペレータでも躊躇することなく田植え作業ができ、人材育成につながった。
経営・栽培管理システム
- 導入技術
- 営農管理システム、栽培管理システム
- 約670筆のほ場の場所や面積などの情報が、現地でスマートフォン等により確認可能になった。
- 作業の進捗状況がリアルタイムで確認できるようになり、次の作業指示が速やかにできるようになった。
自動運転トラクター
- 導入技術
- トラクタ
- 隣接ほ場間で2台の無人・有人トラクターによる並行作業や直進キープ機能による効率的な作業により大豆の労働時間は耕起・整地で50%削減、播種で37%削減した。
- 大豆播種で直進キープ機能を利用したことにより、中耕機やブームスプレーヤーによる作業のしやすさにつながった。
お問合せ先
農林水産技術会議事務局研究推進課
担当者:長谷川、草場
代表:03-3502-8111(内線5891)
ダイヤルイン:03-3502-7437