(株)若狭の恵
- 実証課題名
- 中山間地域におけるデータをフル活用した未来型大規模水田作モデルの実証
- PDF版
- (株)若狭の恵 (PDF : 1,344.0KB)
導入技術の効果
(ロボット+有人)トラクタ協調技術
- 導入技術
- トラクタ
- 同一圃場内での無人機(ロボット)と有人機による協調耕耘(秋作業)により、有人トラクタ1台に対して、作業能率が春耕起で38. 6%向上した(図1)。
- (ロボット+有人)協調作業では、圃場面積が大きいほど作業時間が短くなって、作業効率が良くなる傾向が見られた(図2)。
※R2年度データより
収量・品質の向上の両立
- 導入技術
- ドローン、リモートセンシング、可変施肥、データ連携
- 圃場ごとの収量・品質のデータを活用し、施肥設計の見直しや、データの見える化による社員の意識改革に取り組み、米の平均収量が実証取組前に対し9. 7%増加した(図1)。
- 良食味米として販売を目指す「コシヒカリ」は、平均食味スコアについて、実証2年間を通じて概ね80点を獲得した(図2)。
※1 水稲全体(実証圃場)
※2 コシヒカリ(実証圃場)
※3 実証取組前の現状値より
※4 R2年度データより
米生産の作業時間
- 導入技術
- トラクタ、草刈機
- 作業工程別の労働時間のデータを活用し、作業体系の効率化等に取り組み、 10a当たりの米生産の作業時間が大規模経営層(15ha以上層)の全国平均に対し、52.5%削減した。※3
※1 H28米生産費調査より
※2 R2年度データより
※3 直播および移植の組み合わせ。さらに移植は苗購入のため、育苗管理に要する時間を含まない。
お問合せ先
農林水産技術会議事務局研究推進課
担当者:長谷川、草場
代表:03-3502-8111(内線5891)
ダイヤルイン:03-3502-7437