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農林水産技術会議

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(株)ジャパンプレミアムヴィンヤード

実証課題名
山梨県における醸造ぶどう栽培のスマート農業一貫体系の実証
PDF版
(株)ジャパンプレミアムヴィンヤード (PDF : 1,390.0KB)
年度
令和元年度
作目
果樹
都道府県
山梨県
品目
ブドウ
導入技術
水管理システム、多機能ロボット、生育・収量等予測システム

導入技術の効果

DONKEY

導入技術
多機能ロボット
  • 剪定では、トラックでの運搬と比較して21%の作業時間削減となった。
    ※作業時間比較方法の詳細
    ・事前に切断した枝を棚から取り外し、回収する作業を実施。畝間の直進時のみ計測対象とし、畝から畝への旋回に要した時間は除外。
    ・DONKEYでは1名、トラックでは運転1名、回収作業2名の合計3名で実施。
    ・数値は圃場Aと圃場Bの生育度合い・剪定枝量の違いを考慮し、A区内で比較した結果。

DONKEY

導入技術
多機能ロボット
  • 収穫では、台車・トラックでの運搬と比較して42%の作業時間削減となった。
    ※作業時間比較方法の詳細
    ・手作業での空コンテナの運搬、収穫(DONKEY vs 台車+トラック)、収穫後コンテナのトラックでの回収、コンテナの計量の合計時間で比較。
    ・DONKEYでは1名、台車+トラックでは運転者を含めて計6名で実施。
    ・コンテナの計量について、台車・トラックでは、回収後にコンテナ1つが10kgになるように重量測定と調整を実施。DONKEYでは収穫と同時に計量アタッチメント上のモニタに重量が表示されるため、当該作業は不要。

収穫量予測

導入技術
生育・収量等予測システム
  • 画像認識技術を用いて83%の精度での収穫量予測に成功した。
  • 生育段階が異なる他圃場でも、同等の精度での予測に成功した。
  • 収穫20日前に撮影した圃場の一部の画像に対し、深層学習を用いた画像認識技術による房の重量の推定と、統計的推測とを組み合わせることで、圃場全体の収穫量を予測した。

日本式醸造葡萄栽培技術

導入技術
多機能ロボット、水管理システム
  • DONKEYに静電ノズルを積載した水散布試験で33%の削減効果を確認
  • 根域制限ポットへの点滴潅水により土壌水分の増大30%以内制御が可
  • 累積気温解析から甲州開花日0日、ヴェレゾン日ー7日の差異で予測できた。

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究推進課

担当者:長谷川、草場
代表:03-3502-8111(内線5891)
ダイヤルイン:03-3502-7437

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