第206回農林交流センターワークショップ
次世代シーケンサーのデータ解析技術 ※一般聴講可講義あり(10月11日(水曜日)10時30分~12時00分)
趣旨
近年、次世代シーケンサー(NGS)が広く利用されるようになり、農学など応用系の分野でも大量塩基配列データを扱う必要は急速に高まっています。NGSによる塩基配列決定は低コスト化が著しいことから、既に非常に大きなデータを抱えてしまっている方は多く、単にセミナーを聴講して情報収集をするだけでは十分な対応ができなくなっています。本ワークショップでは、農林水産生物に関わる研究者が、実習を通してNGSデータ解析の実際を知り、また経験者の最新情報を聴講することで、幅広い研究者がNGSデータを扱う基礎的な力を身につけることを目標とします。データ解析の基礎的な知識から説き起こし、一般的なコマンドラインでのデータ解析を経て、我々が公開しているウェブサービスを利用することにより、ユーザーにNGSデータ解析の全体像を理解していただくことを目指します。
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講義と実習内容
2017年10月11日(水曜日)
10時25分-10時30分 | 【挨拶】 加藤 隆(農林水産省農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター コーディネーション推進課長) |
10時30分-12時00分 | 【講義】「Oxford Nanoporeシークエンサーの基礎原理とMinION、GridIONの紹介と開発ロードマップ」 宮本真理((株)オックスフォード・ナノポアテクノロジーズ) |
13時00分-13時10分 | 【講義】「本ワークショップのねらい」 伊藤剛(農研機構 高度解析センター) |
13時10分-14時00分 | 【実習】「NGSデータの基礎知識」 田中剛(農研機構 高度解析センター) |
14時00分-15時30分 | 【実習】「Rによる統計解析の基礎」 伊藤剛 |
15時30分-17時00分 | 【実習】「ゼロからはじめるNGSデータ解析」 沼寿隆(農研機構 高度解析センター) |
2017年10月12日(木曜日)
09時00分-11時00分 | 【実習】「ゲノムシーケンシングデータを処理する」 坂井寛章(農研機構 高度解析センター) |
11時00分-12時00分 | 【講義】「MacでNGSデータ解析を構築する」 伊藤剛 |
13時00分-15時00分 | 【実習】「ゲノム新規アセンブルの方法論」 坂井寛章 |
15時00分-17時00分 | 【実習】「RNA-Seqによる大量発現データ解析の基礎」 川原善浩(農研機構 高度解析センター) |
2017年10月13日(金曜日)
09時00分-11時00分 | 【実習】「初心者でもGalaxyで簡単解析」 熊谷真彦(農研機構 高度解析センター) |
11時00分-12時00分 | 【講義】「植物‐病原菌相互作用研究におけるNGSの活用例」 吉田健太郎(神戸大学先端融合研究環) |
13時00分-15時00分 | 【実習】「複雑なNGSデータ解析のGalaxyによる実現」 田中剛 |
お問合せ先
農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター
コーディネーション推進課
電話:029-838-7136 メール:
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