第189回農林交流センターワークショップ
遺伝子組換え体の検知技術 -農産物・食品に対する定性・定量検知-
趣旨
遺伝子組換え農産物の表示制度の導入に伴い、現在、農産物・食品に対する遺伝子組換え体の検知技術が幅広く利用されています。これらの検知技術は、主にPCR法やELISA法を測定原理とするものです。
本ワークショップでは、安全性、農産物の流通実態を含め、遺伝子組換え体に関する最近の情勢と検知技術に関する講義、農産物・食品試料からのゲノムDNAの抽出法、PCR増幅法、ELISA法について、その測定原理及び実際の測定方法の習得を目的とした講義及び実習を行います。
実習には、食品総合研究所が所有するリアルタイムPCR装置等の機器を使用します。
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講義と実習内容
2014年12月8日(月曜日)
09時00分-09時05分 | 【挨拶】農林水産省農林水産技術会議事務局 筑波事務所 研究交流課長 池田 仁 |
09時05分-10時30分 | 【講義】「遺伝子組換え体概論」農研機構 食品総合研究所 橘田 和美 |
10時45分-12時00分 | 【講義】「遺伝子組換え体の検知技術及び実験概論」農研機構 食品総合研究所 真野 潤一 |
13時00分-17時00分 | 【講義・実験】「遺伝子組換え農産物からのDNA抽出」真野 潤一・農林水産消費安全技術センター 高嶋 康晴 |
2014年12月9日(火曜日)
09時00分-12時00分 |
【講義・実験】「定性/定量PCRによる遺伝子組換え体の検知」 「ELISA法による遺伝子組換え体の定量」 高嶋 康晴・株式会社ファスマック 布藤 聡 |
13時00分-15時00分 | 【講義・実験】「遺伝子組換え体の定量と解析1」ライフテクノロジーズジャパン株式会社 中山 收 |
15時00分-17時00分 | 【講義・実験】「遺伝子組換え体の定量と解析2」農研機構 食品総合研究所 高畠 令王奈 |
2014年12月10日(水曜日)
09時30分-10時30分 | 【講義】「新たな遺伝子組換え食品の迅速検知法の開発」株式会社ニッポンジーン 峯岸 恭孝 |
10時45分-11時45分 | 【講義】「食品表示法の概要及び遺伝子組換え食品に関する品質表示基準について」消費者庁食品表示企画課 佐野雅敏 |
13時00分-14時00分 | 【講義】「遺伝子組換え食品の安全性審査と監視業務」厚生労働省医薬食品局食品安全部 村上 有佳・西城 信 |
14時00分-15時00分 | 【講義】「遺伝子組換え食品分析法の国際標準化」株式会社ファスマック 布藤 聡 |
15時15分-16時15分 | 【講義】「遺伝子組換え食品からの組換え体DNA 検知定量方法の変遷とその経緯」東京農工大学大学院 小関 良宏 |
16時15分-17時15分 | 【総合討論】トラブルシューティング [講師全員] |
お問合せ先
農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター
コーディネーション推進課
電話:029-838-7136 メール:
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