品種識別技術の開発
- プロジェクト名
- 品種識別技術の開発
- 分野
- 品種識別
- 研究代表機関
- かずさDNA研究所
- 共同研究機関
- 岡山大学、農研機構、愛媛県、(株)ニッポンジーン、(株)ファスマック
- 研究期間
- 令和年2度~令和6年度
- PDF版
- 品種識別技術の開発(PDF : 815KB)
研究概要
国内で開発された優良品種の権利侵害を防止するため、カンキツ、ブドウ、リンゴ、キク、サツマイモについて、簡易・迅速に品種を識別する技術を開発しました。海外で無断で栽培された品種の水際での輸入阻止や海外への無断持ち出しに対する抑止力が期待されます。

研究背景
我が国で育成された品種が海外へ流出し、無断で栽培される事例が発生する中、このような農産物の輸入を水際で阻止し、育成者権※の侵害を防ぐことが必要です。一方、品種の識別には専門設備や多くの時間を要し、侵害疑義品の簡易で迅速な判別ができないことが課題となっています。
これらの課題を解決するため、本研究では水際等で簡易かつ迅速な品種識別を行うための基盤技術の開発に取り組みました。
※育成した植物の新品種を品種登録制度に基づいて登録した者に対して与えられる知的財産権

育成者権侵害の疑いがある物品の発見→現場で使いやすい品種識別キットの開発
主要成果
品種識別の技術開発及びマニュアルを公開
カンキツ「あすみ」、ブドウ「シャインマスカット」、リンゴ「ローズパール」、キク「精の一世」、サツマイモ「ふくむらさき」等の品種を簡易・迅速に識別する技術を開発し、マニュアルを公開。
併せて、品種識別キットの市販を開始。
品種識別現場での簡易・迅速な解析が可能となり、品種の無断持ち出しを抑止

DNAクロマト(C-PAS法)によるブドウ品種「シャインマスカット」の品種識別法の例

市販を開始した品種識別キット
品種ごとの遺伝子配列の違いをデータベースで公開
今後新たに育成される品種の遺伝子を識別するための検査キットの開発の効率化に貢献

ゲノム全体にわたる品種の多型情報を格納したデータベース「Variety Variants Base)
より詳細に知りたい方へ向けた参考情報
- 農研機構・マニュアルの公開(外部リンク)
- (株)ニッポンジーン・識別キットの販売(外部リンク)
- (株)ファスマック・識別キットの販売(外部リンク)
- かずさDNA研究所(Variety Variants Base)(外部リンク)
この研究についてのお問い合わせ先
この研究に関するご相談や質問等は、以下よりお問い合わせいただけます。
農林水産技術会議事務局研究企画課
TEL:03-3502-7436
お問合せ先
農林水産技術会議事務局研究企画課
担当:企画班
TEL:03-3501-4609(直通)




