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農林水産技術会議

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第216回農林交流センターワークショップ

食品を対象とした放射能分析(初級者編)

趣旨

   東京電力福島第一原子力発電所事故以降(2011年以降)、農産物を含む食品を対象とした放射性セシウム検査が、食品衛生法のもと、広く、多くの機関で継続して実施されています。放射能測定を正しく行うためには、「正確な計測器」、「計測器の正しい使い方」、「測定者の技能向上」の3要素が必要です。
   本ワークショップでは、特に放射能分析初心者を対象に、ゲルマニウム半導体検出器を使用した放射性セシウム測定について、産学官それぞれの分野における放射能分析に携わる専門家による講演や実習を通じて、農産物・食品の放射能測定を正しく行うための知識や技術を習得します。

開催日時


2019年2月4日(月曜日)-2月6日(水曜日)

開催場所


農林水産省農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター
筑波農林研究交流センター  第1実験室および研修実験室(つくば市観音台2-1-9)

対象


放射能分析業務従事2年未満

コーディネーター


国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 
食品安全研究領域 食品安全性解析ユニット  上級研究員 八戸 真弓

定員


10名

参加費・その他


無料
 ※受講後のアンケート回答は必須です(5~15分程度)。
 ※全日程に参加することとし、代理の方の参加は認めていません。

宿泊等


各自負担(筑波産学連携支援センターの国内研修生宿泊施設をご利用頂けます。)
宿泊施設予約の有無は、受講決定後にお伺いします。


講義と実習内容

2019年2月4日(月曜日)

13時00分-13時05分 【挨拶】農林水産省農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センターコーディネーション推進課長 加藤 隆
13時05分-13時15分 【オリエンテーション】諸連絡、資料確認など  八戸 真弓(農研機構 食品研究部門)
13時15分-14時45分 【講義】「放射線、放射能の基礎・概論」 山田 崇裕(近畿大学 原子力研究所)
15時00分-16時00分 【講義】「福島県農業総合センターでの放射能分析における取組み」 氏家 隆(福島県農業総合センター 安全農業推進部 分析課)
16時15分-16時45分  【意見交換会】講演者への質疑や分析に関する意見交換  山田 崇裕、氏家 隆、濱松 潮香(農研機構 本部)

2019年2月5日(火曜日)

09時00分-10時00分 【講義】「放射能分析用試料調製方法について」 八戸 真弓
10時00分-12時00分 【実習】「放射能分析用試料調製実習」 八戸 真弓
13時15分-14時15分 【講義】「放射能計測の信頼性について」 柚木 彰(産業技術総合研究所 分析計測標準研究部門)
14時30分-15時30分 【講義】「放射能計測における標準物質の利用と技能試験について」 三浦 勉(産業技術総合研究所 物質計測標準研究部門)
15時45分-16時45分 【講義】「放射能測定精度管理についての福島県の取り組み」
                  会田 勇一(福島県 危機管理部 原子力安全対策課)
                  二階堂 拓也(福島県 福島県環境創造センター 調査・分析部 放射能調査課)

2019年2月6日(水曜日)

09時00分-12時00分 【講義】「放射能計測における実務と不確かさの実際」 
                  水井 雅之、阿部 敬朗、板津 英輔(セイコー・イージーアンドジー株式会社  技術部)

お問合せ先

農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター
コーディネーション推進課
電話:029-838-7136  メール:koryu7129.gif
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