第182回農林交流センターワークショップ

マイクロアレイワークショップ2014

趣旨

近年様々な生物種でゲノム解析が実施され、ゲノム構造や遺伝子領域が明らかになり、さらにゲノム機能解析が盛んに進められています。マイクロアレイ解析技術は、一度に数千～数万の遺伝子発現を調べることのできる非常にパワフルな技術です。農業生物資源研究所・アレイ解析室では、11年間にマイクロアレイに関する様々なノウハウを蓄積してきました。本ワークショップでは、今後の研究活動に活かしていただくことを目的に、マイクロアレイ解析に関する講義とイネ44kオリゴアレイ（Agilent社）を使った実習を実施します。

開催日時	2014年6月25日（水曜日）－6月27日（金曜日）
開催場所	農林水産省農林水産技術会議事務局 筑波事務所 筑波農林研究交流センター 第1セミナー室（つくば市観音台2-1-9) （独）農業生物資源研究所 アレイ解析室（つくば市観音台2-1-2）
主催	農林水産省農林水産技術会議事務局 筑波事務所 （独）農業生物資源研究所
対象	産学官の試験研究機関の研究者で、マイクロアレイ解析技術に関心のある方
コーディネーター	（独）農業生物資源研究所 農業生物先端ゲノム研究センター ゲノムリソースユニット長 長村 吉晃 氏
定員	16名
参加費	無料
交通費・宿泊費	各自負担（筑波事務所国内研修生宿泊施設をご利用いただけます。） 宿泊施設へのご予約は、受講決定後にお伺いいたします。

講義と実習内容

2014年6月25日（水曜日）

13時00分-13時05分	【挨拶】農林水産省農林水産技術会議事務局筑波事務所 研究交流課
13時05分-14時10分	【講義】「マイクロアレイ概要」

14時10分-15時00分	【講義】「イネオリゴアレイ実験説明」
15時30分-17時00分	【実験】「アレイ解析事前準備（サンプルRNAの濃度測定及び品質チェック）」

2014年6月26日（木曜日）

09時00分-12時00分	【実験】 ラベリング工程 （cDNA合成） （ラベリング反応）
13時00分-17時00分	（ラベル化サンプルの精製） （ラベル化サンプルの濃度測定・品質チェック） ハイブリダイゼーション工程 （サンプルの断片化） （ハイブリダイゼーション）

2014年6月27日（金曜日）

09時00分-12時00分	【実験】 洗浄＆乾燥工程 スキャンニング工程 （スキャンデータの数値化） （Textデータ作成） （アレイ画像作成）
13時00分-16時00分	【実習】データ解析実習