技術・経営診断技術開発研究

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将来の地域農業像や農業経営像を示すとともに、実証研究で開発された技術を体系化し、導入効果を解明

研究の概要

研究内容

先端技術が早期に農業経営・漁業経営に導入されることで被災地の経営改善を支援することを目的に、先端技術の現地実証地区における農業経営や地域農業の現状の把握・分析を行い、将来の地域農業像や農業経営像、さらに、漁村や漁業経営の姿を提示する。
また、それらの将来像に基づき実証研究で開発された技術を体系化し、導入する際の経営体単位及び地域単位での効果を明らかにする。

個別技術の特徴

• 体系化の観点から経営シミュレーション等を通して先端技術を評価
• 実証経営体から作物別作付面積、投資額、農作業実績、栽培履歴、経営
  収支等の経営データを入手し、経営部門別及び経営全体の分析を実施
• モニタリングに係る分析・評価手法の内容について検討するとともに、モニタリング指標となるKPIについて類型別に整理

研究の展開状況

• 先端技術の導入により目指す地域農業・農業経営像を提示
  
  
• 現地実証経営の作業日誌データ等を収集し解析
• 被災地の農業経営の生産性、収益性の現状と課題を摘出
• 現地実証における先端技術の評価
• 農業者、漁業者への聞き取り調査、アンケート調査を実施

研究目標

先端技術が早期に農業経営・漁業経営に導入されることで被災地の経営改善を支援することを目的に、先端技術の現地実証地区における農業経営や地域農業の現状の把握・分析を行い、将来の地域農業、農業経営、漁村・漁業経営の姿を提示する。また、それらの将来像に基づき実証研究で開発された技術を体系化し、導入する際の経営体単位及び地域農業単位での効果を明らかにする。

事業の到達目標(平成29年度末)
経営規模拡大計画の策定支援や経営分析を通して実証経営の経営展開を支援するとともに、先端技術の体系化を進め、普及を促進

研究課題

1. （１）被災地における先端技術導入に関わる経営経済的評価手法と先端 技術導入・実証に対応した営農計画・経営診断手法の開発
2. （２）先端技術導入の現地実証経営の経営分析
3. （３）農業経営における先端技術導入効果の解明
4. （４）地域農業及び農村における事業モニタリング手法の検討
5. （５）漁業経営・漁村における先端技術導入効果の解明
6. （６）先端技術の普及・展示手法の開発及び開放型研究拠点の整備

実証研究の内容

研究の目的

実証研究で開発された技術を体系化し、先端技術導入に当たっての経営体単位及び地域単位での効果を提示

農業・農産型先端技術の評価 １．農業経営・農村における先端技術導入効果の解明
（中央農業総合研究センター、東北農業研究センター、宮城県農業・園芸総合研究所）

漁業・漁村型先端技術の評価 ２． 漁業経営・漁村における先端技術導入効果の解明
（宮城大学、岩手県立大学）

開放型研究拠点 ３．先端技術の普及・展示手法の開発及び開放型研究拠点の整備
（宮城県農業・園芸総合研究所）

研究課題間の連携

開放型研究室（オープンラボ）

農業関係

先端農業情報ステーション（AIS）
～「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」（先端プロ）の情報集積発信基地～

宮城県農業・園芸総合研究所内に拠点を置いて、生産者、農業関係団体、技術普及関係団体、学校関係者、研究者等幅広い方々に、本実証研究に関するパネル展示・映像展示等及び研究実証地の現地見案内を行っています。

漁業関係

漁業関係は、岩手県水産技術センターに設置しています。

（連絡窓口・申込先）
岩手県水産技術センター
■住所：岩手県釜石市大字平田3-75-3
■電話：0193-26-7911（代表）
■FAX：0193-26-7910

関連情報

研究成果

経営診断

共通

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