ワカメ自動間引き装置の開発
- 実証地域
- 岩手県
- 分野
- 漁業・漁村
- 研究実施期間
- 平成24~29年度
- PDF版
- ワカメ自動間引き装置の開発
技術の概要
間引き作業の現状と課題
1月ころに養殖綱に生えたワカメを一部刈り取って、ワカメの生育に適した密度にする作業です。
この作業により生長がよくなり、大きなワカメを収穫することができます。
→ 小型漁船で前かがみの姿勢で作業するので、体への負担が大きい。
⇒ 労働環境の改善や省力化が課題となっています。

「自動間引き装置」を開発しました!
養殖桁と平行に張った仮桁(ロープ)をリールで巻き取ることで、養殖桁を海中から引揚げ、移動し「後部スリップ台」に取り付けた刃でワカメを間引きます。

期待される効果

この装置を用いることにより、
⇒作業時間が4~6割に削減!
⇒楽な姿勢で作業がでます。
関連情報
研究成果
- 漁業・漁村
- 岩手県
- 天然資源への影響を軽減した持続的な漁業・養殖業生産システムの実用化・実証研究
この研究についてのお問い合わせ先
この研究に関するご相談や質問等は、以下よりお問い合わせいただけます。
問い合わせ先:岩手県水産技術センター企画指導部
TEL:0193-26-7914
お問合せ先
農林水産技術会議事務局研究推進課
担当者:先端技術実証班 豊井、宮垣、上田
代表:03-3502-8111(内線5897)
ダイヤルイン:03-3502-7462
FAX番号:03-3593-2209