ギンザケ用低コスト飼料の開発
- 実証地域
- 宮城県
- 分野
- 漁業・漁村
- 研究実施期間
- 平成25~29年度
- PDF版
- ギンザケ用低コスト飼料の開発
技術の概要
ギンザケ用飼料の原料のうち、最も価格が高い魚粉が約50%を占めているため、魚粉の一部をチキンミールなどに置換した10%低コスト飼料を開発しました。

期待される効果
ギンザケ養殖の生産費用の約60%を餌代が占めており、そのコスト削減が課題の一つです。飼料原料の魚粉の一部をチキンミールなどに置換し餌コスト削減を目指しました。
【H27年度試験実績】
- 増肉係数(魚体1kg成長させるのに必要な餌量):1.42→1.33(0.9ポイント改善)
- 成長倍率:14.2倍→12.7倍 (やや悪化)
- 生産コスト(種苗と餌のみ):408円/kg→369円/kg(約10%削減)
- 概算利益:41.4円/kg→68.3円/kg(大きく改善)
関連情報
研究成果
- 漁業・漁村
- 宮城県
- サケ科魚類養殖業の安定化、省コスト・効率化のための実証研究
この研究についてのお問い合わせ先
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問い合わせ先:国立研究開発法人水産研究・教育機構 北海道区水産研究所 生産環境部
TEL:0154-91-9136
お問合せ先
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担当者:先端技術実証班 豊井、宮垣、上田
代表:03-3502-8111(内線5897)
ダイヤルイン:03-3502-7462
FAX番号:03-3593-2209