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農林水産技術会議

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セル内施肥によって夏まきブロッコリーの追肥作業を省略することができる

実証地域
福島県
分野
農業・農村
研究実施期間
平成25年度~平成29年度
PDF版
セル内施肥によって夏まきブロッコリーの追肥作業を省略することができる

技術の概要

ブロッコリー夏まき秋どり作型において、肥効調節型肥料(溶出期間が60日のシグモイド型溶出タイプ)を播種時の育苗培土内に混和(セル内施肥)することで、定植後の窒素成分の追肥作業を省略することができます。
肥効調節型肥料の培土混和量は、128穴トレイ1枚当たり117g( 窒素1.5kg/10a相当、栽植密度4,000株/10aの場合)とします。

肥効調節型肥料を混合した育苗培土を128穴セルトレイに詰めた状態

期待される効果

  • セル内施肥技術を取り入れることによって、収量は慣行と同程度を維持しつつ窒素成分の追肥作業を省略することができます。
  • セル内に施用する肥料にかかる費用は、32円/トレイ、991円/ 10aです(肥効調節型肥料を2,711円/袋(10kg)として計算)。

セル内施肥が収量に及ぼす影響
注)n.s.はt検定で0.1%水準で有意差なし

肥効調節型肥料(60日シグモイド型溶出タイプ)の肥料成分溶出想定

関連情報

研究成果

農業・農村
福島県
野菜栽培による農業経営を可能とする生産技術の実証研究

この研究についてのお問い合わせ先

この研究に関するご相談や質問等は、以下よりお問い合わせいただけます。

問い合わせ先:福島県農業総合センター 浜地域研究所

TEL:0244-35-2633

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究推進課

担当者:先端技術実証班 豊井、宮垣、上田
代表:03-3502-8111(内線5897)
ダイヤルイン:03-3502-7462
FAX番号:03-3593-2209

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