高吸水性ポリマー添加によるトマト、キュウリ育苗時の用土量・費用の削減
- 実証地域
- 福島県
- 分野
- 農業・農村
- 研究実施期間
- 平成25年度~平成29年度
- PDF版
- 高吸水性ポリマー添加によるトマト、キュウリ育苗時の用土量・費用の削減
技術の概要
高吸水性ポリマーをトマト、キュウリの二次育苗時の用土に8~12g/L添加したとき、用土量の3割~6割、用土費用の2割~4割を削減でき、無添加時と同等の生育の苗を生産することが可能です。

高吸水性ポリマー添加用土
8g/Lの濃度で用土に混和。白く半透明に見えるものが吸水した高吸水性ポリマー。

期待される効果
用土内で高吸水性ポリマーは自重の数十倍の水を吸水し、膨張します。用土の種類、添加量にもよりますが、3割~6割の用土を削減することができます。
高吸水性ポリマーの費用および増加する液肥の費用を加えても、通常の用土に比べ、費用としては2割~4割削減することが可能と試算されました。

関連情報
研究成果
- 農業・農村
- 福島県
- 野菜栽培による農業経営を可能とする生産技術の実証研究
この研究についてのお問い合わせ先
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問い合わせ先:福島県農業総合センター 生産環境部環境・作物栄養科
TEL:024-958-1718
お問合せ先
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担当者:先端技術実証班 豊井、宮垣、上田
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ダイヤルイン:03-3502-7462
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