このページの本文へ移動

農林水産技術会議

メニュー

高濃度炭酸ガス処理による野菜苗の害虫防除

実証地域
福島県
分野
農業・農村
研究実施期間
平成25年度~平成29年度
PDF版
高濃度炭酸ガス処理による野菜苗の害虫防除

技術の概要

野菜苗を処理装置内に入れ、一定の温度に保ち、一定時間、高濃度炭酸ガス処理することで、苗についた害虫を防除する技術です。
炭酸ガス処理試験はイチゴとキュウリ、トマトを対象に行っています。既に、イチゴのナミハダニでの農薬登録がされており、イチゴのシクラメンホコリダニでの農薬登録拡大やキュウリのワタアブラムシでの農薬登録申請が進められています。
現在、バッグ方式の処理装置が市販されていますが、この技術をさらに効率よく行うために、炭酸ガス大量処理装置が開発されました。この装置は、一連の炭酸ガス処理作業を自動化したものです。操作盤で一連の作業の設定ができ、自動で炭酸ガス処理することが可能です。

期待される効果

高濃度炭酸ガス処理を行うことで以下の効果が期待されます。

  1. ・化学農薬に抵抗性のある害虫の防除が可能です。
  2. ・慣行栽培と比較して育苗期の化学農薬の削減が可能。併せて本ぽでの化学農薬の削減も期待できます。
  3. ・処理ムラがなく、苗の隅々まで害虫の防除が可能です。

関連情報

研究成果

農業・農村
宮城県
野菜栽培による農業経営を可能とする生産技術の実証研究

この研究についてのお問い合わせ先

この研究に関するご相談や質問等は、以下よりお問い合わせいただけます。

問い合わせ先:福島県農業総合センター生産環境部作物保護科

TEL:024-958-1716

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究推進課

担当者:先端技術実証班 豊井、宮垣、上田
代表:03-3502-8111(内線5897)
ダイヤルイン:03-3502-7462
FAX番号:03-3593-2209

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader