紫外線LEDによる野菜苗へのストレス耐性付与
- 実証地域
- 福島県
- 分野
- 農業・農村
- 研究実施期間
- 平成25年度~平成29年度
- PDF版
- 紫外線LEDによる野菜苗へのストレス耐性付与
技術の概要
(1)紫外線(UV)付加蛍光灯(UV-FL)を加えたハイブリットLED照射装置を用いることで、トマト育苗中の葉こぶ症を抑制できます。

電球色LED(UVなし)

電球色LEDにUV-FLを加えたハイブリット照射装置

UV照射試験の様子(トマト苗)

播種後16日目のトマト苗。UVなしでは葉こぶ症により子葉が脱落し本葉が萎縮(感受性品種の場合)。ハイブリッド装置でUVを付加することで健全な苗が生産可能。

UV照射によりトマト苗の乾物重が回復(感受性品種)。
(2)ハイブリットLED照射装置を用いることで、二次育苗時の環境ストレス(高光強度、高・低気温、乾燥、UVなど)に強いトマト苗を生産できます。
期待される効果
- (1)葉こぶ症感受性品種でも、健全なトマト苗を生産可能。
- (2)環境ストレスを高めることで、従来法に比べて二次育苗時の成長を20%以上促進。

関連情報
研究成果
- 農業・農村
- 福島県
- 野菜栽培による農業経営を可能とする生産技術の実証研究
この研究についてのお問い合わせ先
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問い合わせ先:福島県農業総合センター 作物園芸部 野菜科
TEL:024-958-1724
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担当者:先端技術実証班 豊井、宮垣、上田
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ダイヤルイン:03-3502-7462
FAX番号:03-3593-2209