トマトの多収を可能にする複合環境制御
- 実証地域
- 岩手県
- 分野
- 農業・農村
- 研究実施期間
- 平成25年度~平成29年度
- PDF版
- トマトの多収を可能にする複合環境制御
技術の概要
複合環境制御により適正なハウス内環境を実現!
中小規模ハウスに複合環境制御システムを低コストで導入可能
- (1)10aハウス1棟あたり、一般的な環境制御システムと比べて50%のコスト低減を達成
(温湿度、CO2、屋外日射を計測、ON/OFF系8点、窓・カーテン各4点制御)
日本発の標準化制御システム(UECS)で国内各メーカーの機種に対応
複合環境制御により多収・品質向上・安定生産が可能
- (2)トマト30t/10aどりを実証し、実現見込み

図1 ユビキタス環境制御システム(UECS)機器の設置状況実証システム

図2 複合環境制御の導入効果(2016年)
期待される効果
- (1)商品果収量が32%向上(複合制御29t/10a←未導入22t/10a)
(トマトの生育に合わせた環境制御により品質等が向上) - (2)収益性(販売額)が245万円向上
(環境制御1,051万円/10a←未導入806万円/10a)
関連情報
研究成果
- 農業・農村
- 岩手県
- 中山間地域における施設園芸技術の実証研究
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TEL:0192-55-3733
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お問合せ先
農林水産技術会議事務局研究推進課
担当者:先端技術実証班 豊井、宮垣、上田
代表:03-3502-8111(内線5897)
ダイヤルイン:03-3502-7462
FAX番号:03-3593-2209