ブドウ「シャインマスカット」長期貯蔵技術
- 実証地域
- 宮城県
- 分野
- 農業・農村
- 研究実施期間
- 平成23年度~平成29年度
- PDF版
- ブドウ「シャインマスカット」長期貯蔵技術
技術の概要
収穫後、穂軸の先端にプラスチック容器(商品名:フレッシュホルダー)を装着し、水分を供給することで穂軸と果粒の鮮度を維持することができる。
方法
- (1)プラスチック容器を水道水で満たした後、穂軸を水切りする。
- (2)穂軸を2.5cm挿入する。
- (3)収穫用コンテナの底面に緩衝資材を敷き、果房を並べる。
- (4)乾燥を防止するため新聞紙をかぶせる。
- (5)普通冷蔵庫を0.5~2.0℃に設定し、湿度は90~95%を目安に管理する。
(小)π3.5mm 20×60mm 容量14㏄(2ヶ月以内)
(大)π4.0mm 20×120mm 容量28㏄(2ヶ月以上)

期待される効果
- 穂軸の褐変や萎凋が抑えられ、脱粒が軽減される。
- 果粒の萎凋が防止され、食感が向上する。
- 普通冷蔵では2ヶ月が限界であったが、4ヶ月後まで十分な商品性を維持することができる。

関連情報
研究成果
- 農業・農村
- 宮城県
- 被災地の早期復興に資する果樹生産・利用技術の実証研究
この研究についてのお問い合わせ先
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問い合わせ先:山形県農業総合研究センター園芸試験場
TEL:0237(84)4125
お問合せ先
農林水産技術会議事務局研究推進課
担当者:先端技術実証班 豊井、宮垣、上田
代表:03-3502-8111(内線5897)
ダイヤルイン:03-3502-7462
FAX番号:03-3593-2209