雨水を利用したブドウ「シャインマスカット」の根域制限栽培システム
- 実証地域
- 宮城県
- 分野
- 農業・農村
- 研究実施期間
- 平成23年度~平成29年度
- PDF版
- 雨水を利用したブドウ「シャインマスカット」の根域制限栽培システム
技術の概要
- ①本栽培システムは雨よけハウスに蓄電式ソーラー自動かん水、根域制限、雨水集水の3つの技術を組み合わせた技術です。設置場所の土壌の影響を受けず、電力未供給地帯でも自動かん水できます。
- ②雨よけハウスの費用に加えて10a当たりの設置費用は、日射比例自動かん水費(437,982円)、根域制限栽培設置費(1,360,480円),雨水集水費(891,500円)の合計2,689,962円(平成28年)。
- ③本栽培システムの10a当たり収量は、定植2年目0.1 t、定植3年目0.7 t、定植4年目1.7 t。

期待される効果
- ①電力未供給地帯であっても自動灌水が可能。
- ②水源の確保が難しい場所でも栽培可能。
- ③土壌の影響を受けないため大規模な土壌改良が不要。
- ④早期成園化が可能。
成園化の目安は慣行の雨よけ地植え栽培で定植後6年~7年、本栽培システムで定植4年目。
関連情報
研究成果
- 農業・農村
- 宮城県
- 被災地の早期復興に資する果樹生産・利用技術の実証研究
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TEL:122-383-8134
お問合せ先
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ダイヤルイン:03-3502-7462
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