シャインマスカット減農薬栽培体系の開発
- 実証地域
- 宮城県
- 分野
- 農業・農村
- 研究実施期間
- 平成23年度~平成29年度
- PDF版
- シャインマスカット減農薬栽培体系の開発
技術の概要
農薬散布回数を慣行防除体系と比べて2割削減した減農薬防除体系を組み立てました。
殺菌剤と殺虫剤削減のポイントは、
- 梅雨前までの化学合成殺菌剤をボルドー液に代替
- 光反射シートマルチを利用し開花期頃の殺虫剤散布を削減
- 袋かけを可能な限り早期化し、病害の発生リスクを低減し、あわせて袋かけ直前の殺虫剤散布を削減
- 袋かけ後のボルドー液散布回数を月1回とし、殺菌剤散布回数を削減
期待される効果
- 減農薬防除体系は慣行防除と同等以上の病害虫防除効果が得られる。
- 光反射シートマルチによる増収効果により、シートマルチの設置費用以上の収益が期待される。
- 有機JASで使用可能な薬剤の効果的な使用により、化学合成殺菌剤と殺虫剤の成分数の削減も実現。

光反射シートマルチ設置状況
関連情報
研究成果
- 農業・農村
- 宮城県
- 被災地の早期復興に資する果樹生産・利用技術の実証研究
この研究についてのお問い合わせ先
この研究に関するご相談や質問等は、以下よりお問い合わせいただけます。
問い合わせ先:農研機構果樹茶業研究部門ブドウ・カキ研究領域病害虫ユニット
担当者:新井朋徳・須崎浩一
TEL:0846-45-4762または4756
E-mail:gaityuu@affrc.go.jp 、 kcsuzaki@affrc.go.jp
お問合せ先
農林水産技術会議事務局研究推進課
担当者:先端技術実証班 豊井、宮垣、上田
代表:03-3502-8111(内線5897)
ダイヤルイン:03-3502-7462
FAX番号:03-3593-2209