このページの本文へ移動

農林水産技術会議

メニュー

5.8ha巨大区画圃場におけるプラウ耕乾田直播栽培

実証地域
宮城県
分野
農業・農村
研究実施期間
平成24年度~平成29年度
PDF版
5.8ha巨大区画圃場におけるプラウ耕乾田直播栽培

技術の概要

  • 宮城県で整備が進められている2ha標準区画では、道路に囲まれた圃場の高さが同一となっており、畦畔の設置・取り外しにより1ha~6ha程度まで縮小、拡大が可能です。
  • 3haを超えるような巨大な圃場においては、長辺短辺が長くなるため、①均平精度を高めること、圃場内に明渠を掘削すること、が用排水の操作面で効果的であり、②直進作業性の面ではガイダンスシステムの利用が有効です。
  • 圃場内で土壌の性質が異なる場合は、地力の差に応じた可変施肥を行うことにより、生育の均一化を図ることが可能となります。

期待される効果

  1. 圃場を6ha程度まで拡張して乾田直播栽培を行うことによって、10aあたりの労働時間は、従来の標準区画における水稲栽培に比べ67%削減されます(15.15h→4.95h)。
  2. 主な削減要因には、長辺長の増大による作業時の旋回数の減少や、畦畔や排水路面積の縮小による、草刈り面積の減少が含まれています。

関連情報

研究成果

農業・農村
宮城県
土地利用型営農技術の実証研究

この研究についてのお問い合わせ先

この研究に関するご相談や質問等は、以下よりお問い合わせいただけます。

問い合わせ先:農研機構東北農業研究センター 企画部産学連携室 広報チーム

TEL:019-643-3414

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究推進課

担当者:先端技術実証班 豊井、宮垣、上田
代表:03-3502-8111(内線5897)
ダイヤルイン:03-3502-7462
FAX番号:03-3593-2209

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader