プラウ耕・グレーンドリル播種による乾田直播水稲の除草体系
- 実証地域
- 宮城県
- 分野
- 農業・農村
- 研究実施期間
- 平成24年度~平成29年度
- PDF版
- プラウ耕・グレーンドリル播種による乾田直播水稲の除草体系
技術の概要
- 最大で、乾田期2回の茎葉処理剤、水入れ後1回の土壌処理剤(いわゆる「一発 剤」)の計3回の除草剤体系により良好な雑草防除が実現できます。
- 水稲播種が早い場合(4月半ば頃まで)には、乾田期1回目の処理は、水稲の出芽前に非選択性除草剤を、2回目の除草剤散布として入水前に選択性除草剤の使用が有効です。
- 播種時期が、それ以降の場合は、水稲出芽後に2回の選択性除草剤の使用が有効です。雑草発生が少なく、かつ水稲の苗立ちが良い条件では乾田期の除草剤散布を1回省略できる場合もあります。
- 選択性除草剤はノビエの5葉期までに散布します。散布時期の決定は岩手県立大学と農研機構が提供する「Google Mapによる気象予測データを利用した農作物警戒情報」(要登録)上の「乾直のノビエ葉齢進展」をご活用ください。

期待される効果
除草剤の補正散布のための、資材費、散布経費が3200円/10a程度節減できます(補正散布としてノビエ除草粒剤のラジコンヘリコプターによる1.5㎏処理を想定)。
関連情報
研究成果
- 農業・農村
- 宮城県
- 土地利用型営農技術の実証研究
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お問合せ先
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担当者:先端技術実証班 豊井、宮垣、上田
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ダイヤルイン:03-3502-7462
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