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農林水産技術会議

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プレスリリース

「農林水産・食品分野オープンイノベーション・チャレンジピッチ」を開催します

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令和7年12月18日
農林水産省
~大手企業のニーズと中小企業等の挑戦が未来をつくる!~


〇大手企業の持つニーズと、中小企業やスタートアップ等の持つシーズをマッチング。
〇オープンイノベーションによる農林水産業・食品産業の振興を目指す。


農林水産省、経済産業省関東経済産業局及び独立行政法人中小企業基盤整備機構(以下「中小機構」という。)関東本部は、令和8年1月20日(火曜日)に農林水産・食品分野での企業間マッチングを目的としたイベント「農林水産・食品分野オープンイノベーション・チャレンジピッチ」を開催します。

1.概要

農林水産省、経済産業省関東経済産業局及び中小機構関東本部は、それぞれが持つオープンイノベーションの取組(『「知」の集積と活用の場』及び「オープンイノベーション・マッチングスクエア(OIMS)」)を連携させ、「農林水産・食品分野オープンイノベーション・チャレンジピッチ」(以下「OIチャレンジピッチ」という。)を開催します。
「OIチャレンジピッチ」では農林水産・食品分野の大手企業が各社の開発ニーズを発表し、「OIMS」上で中小企業・スタートアップ等からの提案を募集します。これにより、農林水産・食品分野の大手企業にとっては異分野も含めた連携パートナーとの協業のきっかけにしていただくとともに、中小企業・スタートアップ企業をはじめとした地域企業の新しい事業への挑戦の機会となることを期待します。
なお、昨年度開催した第4回「OIチャレンジピッチ」において、6社が登壇して21件の連携ニーズを発信した結果、185件のシーズ提案があり、32件の商談につながりました。多くの連携のきっかけとなり好評を得ましたので、今年度も開催いたします。

2.開催日時及び場所

日時:令和8年1月20日(火曜日)15時00分から17時00分まで
会場:Tokyo Innovation Base 1F SQUARE-1及びオンライン併催(Microsoft Teams)
所在地:東京都千代田区丸の内3-8-3
https://tib.metro.tokyo.lg.jp/#access(外部リンク)
共催:経済産業省関東経済産業局
開催協力:中小機構関東本部
対象:どなたでもご参加いただけます。

3.プログラム

(ア)開会挨拶
(イ)事業紹介
(ウ)大手企業によるニーズ発表等
(エ)閉会挨拶
(オ)ネットワーキング(現地のみ)

連携パートナーとの協業を望んでいる登壇企業(五十音順)※当日までに内容変更する場合がございます。

企業名 発表予定テーマ・発表者 キーワード
キユーピー株式会社 「カット野菜の非破壊検査と、検査情報の活用による高品質カット野菜の提供」
研究開発本部 食創造研究所 野菜価値創造部 野菜・惣菜研究チーム チームリーダー
吉田 佳弘 氏
鮮度検出、虫の自動検出、近赤外分光、検査情報連動型栽培技術、スマート農業
TOPPAN株式会社 「農産物の地域流通モデルの拡大に向けた共創パートナー探索」
情報コミュニケーション事業本部 ソーシャルビジネスセンター
永野 武史 氏
産直流通、物流効率化、地域内・地域間流通、鮮度管理、フードロス削減
日油株式会社 「国産作物などの未利用部分または残渣を活用した高機能食品素材の協創」
食品研究所 所長
豆田 祐二 氏
国産作物、未利用部分、残渣、アップサイクル、高機能食品素材、健康食品素材、食品改質材、協創パートナー
三菱ケミカル株式会社 「コーティング技術を通じた食料の安全供給と品質保持に貢献するためのパートナー探索」
アドバンストソリューションズビジネスグループ 技術戦略本部 ウェルネス技術部 フード&ヘルスケアグループ グループ長
松浦 傳史 氏
フードロス削減、品質維持、日持向上、可食コーティング、被膜化技術、装置開発、噴霧装置、加工食品の製造ライン設計、農業分野の実証試験、用途探索
株式会社吉野家ホールディングス
※吉の字は、正しくは「土(つち)」に「口(くち)」と書きます。
「吉野家HDが取り組む食の探求と挑戦、そして共創」
グループ商品本部 素材開発部 主席研究員
黒川 眞行 氏
ダチョウ飼育、繁殖、ケラチン、コラーゲン、和朝食、玄米スプラウト
レンゴー株式会社 「球状セルロース粒子【ビスコパール】を用いた農業・水産業での連携パートナー」
化学品・セルロース商品開発本部 副本部長
杉山 公寿 氏
セルロース、生分解、植物生育評価、陸上養殖、微生物担体、複合資材、バイオスティミュラント、用途探索、企業連携

4.参加申込要領

参加費:無料
参加方法:次の申込フォームより事前申込の上、ご来場ください。
https://mm-enquete-cnt.meti.go.jp/form/pub/kanto01/food_oip_entry_r7(外部リンク)
イベント当日までに入場に必要な情報がご登録メールアドレスへ送付されます。
申込締切:令和8年1月19日(月曜日)12時00分

連携イメージ
ピッチイベントの概要

5.関連情報

『「知」の集積と活用の場』について
農林水産省は、農林水産業・食品産業分野に異分野の知識・技術・アイディアを導入し、産学連携でのオープンイノベーションを目指す取組「『知』の集積と活用の場」を推進しています。この取組を行う場である「産学官連携協議会」には、令和7年11月末時点で、5,171の企業、大学・研究機関、生産者等が会員として参加しており、会員間で178の研究開発プラットフォームが形成され、オープンイノベーションによる研究開発、ビジネス化が行われてきました。
令和8年2月12日(木曜日)には、協議会内での社会実装に向けた取組を紹介し、ネットワーク形成促進を目的とする「ポスターセッション・成果報告会」を開催します。こちらも併せてご参加ください(詳細は後日プレスリリース予定)。
産学官連携協議会のウェブサイト
https://www.knowledge.maff.go.jp/(外部リンク)

「オープンイノベーション ・マッチングスクエア(OIMS)」について
経済産業省関東経済産業局及び中小機構では、オープンイノベーションを通じた新たな価値創出のため、共同開発・協業ニーズを発信する共創サイトOIMSを運営しています。これまで717件のニーズ発信に対して7,606件の提案があり、1,431件の商談を実施することで、地域企業の新事業創出を支援してきました(各件数は、令和7年11月末時点での数字)。
ジェグテックのウェブサイト
https://jgoodtech2.smrj.go.jp/lp/oi-matchingsquare(外部リンク)

「ジェグテック」について
ジェグテックは、日本の中小企業と国内大手企業・海外企業をつなぐビジネスマッチングサイト です。中小機構が運営しており、国内外の企業へ情報を発信し、最適なビジネスパートナーを見つけ、製品開発や新規取引に結びつけられるように登録企業を支援しています。
中小機構ウェブサイト
https://jgoodtech.smrj.go.jp/pub/ja/(外部リンク)

お問合せ先

(「知」の集積と活用の場について)
農林水産技術会議事務局 研究推進課
担当者:西村、菅、定光
代表:03-3502-8111(内線5898)
ダイヤルイン:03-6744-7044

(OIチャレンジピッチ、OIMSについて)
経済産業省
関東経済産業局 地域経済部 産業技術革新課
担当者:大西、谷内、池谷
ダイヤルイン:048-600-0236

(ジェグテックについて)
独立行政法人中小企業基盤整備機構
関東本部 企業支援部 支援推進課
担当者:濱田
ダイヤルイン:03-5470-1638