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農林水産技術会議

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令和8年度第1回農林水産技術会議の概要

1.日時

令和8年5月28日(木曜日)14時00分~15時40分

2.場所

農林水産技術会議委員室

3.出席者

【農林水産技術会議】
本川会長、青山委員、北岡委員、小松委員、内藤委員、二宮委員、松田委員
(北岡委員はWEB参加)
【農林水産技術会議事務局】
堺田事務局長、東野研究総務官、佐藤研究総務官、羽子田研究調整課長他
【国立研究開発法人】
農研機構久間理事長、国際農研長谷川理事長他

4.議事

(1)農林水産技術会議令和8年度(上半期)の予定について

(2) 報告事項

  • 重要品種の育成及びその種苗の生産の振興に関する法律案について
  • 種子・種苗確保ワーキンググループについて
  • SIP・BRIDGEの令和8年度実施方針について

5.概要

(1) 農林水産技術会議令和8年度(上半期)の予定について

事務局から、農林水産技術会議令和8年度(上半期)の予定について説明した。

(2) 報告事項

事務局から、重要品種の育成及びその種苗の生産の振興に関する法律案について情報提供を行った。これに対し、委員から主に以下の意見があった。

1)本制度は生産者にとってありがたいと思うが、品目ごとに生産体制が異なり、置かれている状況も様々。特に果樹は大変厳しい状況にある。生産体制を強化するためのルールづくりなどもお願いする。

2)大変重要な法案。種場は適地があると思うし、種苗生産は非常に手間もかかる。この法律ができた時に名乗りを挙げる産地がどれほどいるのか少々不安。

3)育種は、支える人材と新しい人材が必要。都道府県の育種体制は弱体化してきており、良い品種が出ると話題にはなるが。国と地方の人材交流などにより人材の層を厚くすることを工夫して行える体制にしていけるとよい。

4)よい法律であり大賛成であるが、種苗生産等に関し2点提案がある。
  1つ目は、気候変動対応として、寒冷地用の品種を時期をずらして当初想定の適地より以南で活用するなど、既存の品種を有効に活用できるのではないかということ。
  2つ目は、ライセンスに係るガイドラインをつくっておいた方がよいということ。

事務局から、種子・種苗確保ワーキンググループについて情報提供を行った。これに対し、委員から主に以下の意見があった。

1)種苗生産者が減少する中で守りの分野に位置づけていることは分かるが、現状の根幹には。儲かっていないということがあるため、儲かるようにするべきであり、日本国内だけで流通させていては頭打ちになることから、海外も視野にライセンスも含めて知的財産の活用をもっと行うべき。知財の創造-保護-活用のうち、活用が遅れている。

事務局から、SIP・BRIDGEの令和8年度実施方針について情報提供を行った。これに対し、委員から主に以下の意見があった。

1)大豆を摂るべきと講演すると会場から否定的な反応があることがあり、国民に上手く伝わっていないと感じているところ、SIP「植物性タンパク質(大豆)の育種基盤構築と栽培技術確立」について、大豆に含まれるのはタンパク質だけではなく他の重要な成分も含まれるため、誤解が生じないよう説明等を工夫してもらいたい。高市政権はフードテックに力を入れているというのを報道で目にする。大豆ミートについても言及があった。この機会を捉えて盛り上げて欲しい。

2)BRIDGEについて、パートナーを探すなどの普及の面、産業化、ビジネスに繋がるところが見えてこない。社会実装に向けて取り組んでいくタイミングに来ているのではないか。マーケティングに長けた人を雇うなどの発想も入れていただきたい。

3)BRIDGE「食解析システムの拡張による食育ビジネスの創出」について、食育ビジネスと食育という言葉を使うならば、食事を提供したことで、対象者の健康状態や食行動の変容の確認が必要である。また、今回は退院後の高齢者を対象としているが、全体に占める割合が多いであろう在宅の高齢者を対象にしたシステムの構築もしていかないと健康寿命の延伸に繋がらないのではないか。また、食事を食べてもらうためには、見た目やおいしさも考え提供する必要がある。

以上