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農林水産技術会議

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令和7年度第7回農林水産技術会議の概要

1.日時

令和8年1月28日(水曜日)14時00分~16時00分

2.場所

農林水産技術会議委員室

3.出席者

【農林水産技術会議】
本川会長、青山委員、北岡委員、小松委員、内藤委員、二宮委員、松田委員
(青山委員、北岡委員はWEB参加)
【農林水産技術会議事務局】
堺田事務局長、東野研究総務官、佐藤研究総務官、羽子田研究調整課長他
【国立研究開発法人】
農研機構久間理事長、国際農研小山理事長他

4.議事

(1)令和7年度補正予算及び令和8年度予算概算決定について
(2) 農林水産イノベーション戦略2026の骨子(案)について
(3) 国立研究開発法人の第6期中長期計画(案)について

5.概要

(1)令和7年度補正予算及び令和8年度予算概算決定について
事務局から、令和7年度補正予算及び令和8年度予算概算決定について説明した。これに対し、委員から主に以下の意見があった。

1)なしの摘果ロボットの技術開発について、農家目線では、摘果は単純に花を落とすのではなく、園地全体の着果状況(収量見込み)を把握し、最適量に調整できる技術が価値が高い。自己結実性、自己摘果性品種の育種も進んでおり、それら取組と連携して取り組むべき。

2)茶について、被覆を必要としない抹茶用品種・栽培技術の開発など、抜本的な研究開発を行ってもらいたい。

3)スタートアップを含む実証では、「研究者・起業家がやりたいこと」と「現場(農家等)が本当に必要とする技術」が乖離することがあるため、評価の軸は短期の実験成功ではなく、5~10年後に農家が実際に使い続けるかを中心に据えるべき。

4)スマート農業の普及に対して、職業能力開発大学校等の学生等の新しいスマート農業の取り組みに対する課題感や新しいアイデアを取り入れる観点も持って取り組んでもらいたい。


5)スタートアップ支援について、これまで支援した企業が現在どうなっているかも示して欲しい。

(2) 農林水産イノベーション戦略2026の骨子(案)について
事務局から、農林水産イノベーション戦略2026の骨子(案)について説明した。これに対し、委員から主に以下の意見があった。

1)農林水産技術マップについて、トリュフやうなぎなど高級食材の記載が目立ち方向性が分かりづらい。身近な食材も含めるなどすれば、消費者の理解に繋がるのではないか。

2)国家戦略17分野のひとつであるフードテックに係る植物工場や陸上養殖が、国家戦略技術としてどの段階にあるのかが分からないが。今後の成果について期待しており、戦略的に取り組んでもらいたい。

3)米国は食事ガイドライン(Dietary Guidelines for Americans)を策定し、食品の摂取量の推奨を行っている。日本はその点の取組が弱いのではないか。日本人は、現実として果物や野菜を食べなくなってきている中で、将来の日本の食に関する統一的な考えを示すべき。

4)データの活用についての記載が目立つが、AIの性能を引き出すためには質の良いデータを作り出すことも重要。都道府県試験場に蓄積された長期データをデジタル化することも有効。

5)中山間地域のソリューションについて、汎用ロボットなどの導入も見据えた研究開発が必要。ハードにインプットするための学習データの用意なども進めておくべき。

6)養蜂についての記載がないが、暑熱で養蜂業が苦しくなってきており、それらに対応するための研究開発について、取組があれば掲載して欲しい。

(3) 国立研究開発法人の第6期中長期計画(案)について
事務局から、国立研究開発法人の第6期中長期目標及び計画に係る取組状況等を説明した後、農研機構久間理事長、国際農研小山理事長から、第6期中長期計画(案)について説明した。これに対し、委員から主に以下の意見があった。

1)農業における社会実装とは何かを明確化できるとよい。

(4) その他
事務局から、2025年農業技術10大ニュースについて情報提供を行った。これに対し、委員から主に以下の意見があった。
1)難しい内容を含むため、技術がどう使われているか分かる動画や内容を嚙み砕いた解説等があると分かりやすいのではないか。

以上