平成28年度第6回農林水産技術会議の概要
1.日時
平成28年10月19日(金曜日) 9時40分~17時00分
2.場所
神奈川県農業技術センター、農研機構果樹茶業研究部門金谷茶業研究拠点
3.出席者
小林会長、川面委員、坂本委員、妹尾委員、難波委員、松永委員、
西郷技術総括審議官兼技術会議事務局長、井上研究総務官、佐々木農研機構副理事長
4.議事
(1) 果実生産の大幅な省力化に向けた作業用ロボット及び新樹形の開発
(2) 海外市場の飛躍的拡大を目指す高品質抹茶の低コスト製造技術及びカフェインレス系統の開発、金谷茶業研究拠点の取組
5.概要
今年度の技術会議における議論を踏まえ、特に農研機構の役割や研究開発の現状について把握し、今後の議論を深めることを目的として、農研機構が代表機関となっている進行中のプロジェクトについて、現地視察及び関係者との意見交換を行った。
神奈川県農業技術センターでは、「果実生産の大幅な省力化に向けた作業用ロボット及び新樹形の開発」について、研究開発の現状等について関係者から説明後、意見交換を行うとともに、ロボット化に適したナシのV字ジョイント樹形等の視察を行った。
委員からは、最近のロボット技術の進展に見合った開発をすべき、研究開発にかかる費用と効果、需要予測等について予め試算をしっかり行うことが重要等の意見があった。
農研機構金谷茶業研究拠点では、「海外市場の飛躍的拡大を目指す高品質抹茶の低コスト製造技術及びカフェインレス系統の開発」についての研究開発の現状や、金谷茶業拠点における取組について関係者から説明後、意見交換を行うとともに、試験茶園や製茶機械、手揉み実習等の視察を行った。
委員からは、国内で高品質とされているものが海外では評価の尺度が異なることがあり、研究だけではなくブランディングや品質の定義等社会科学的なアプローチと合わせて取り組むことや、研究開発の前提としてきめ細かいマーケティングが重要等の意見があった。
(以上)
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