平成28年度第2回農林水産技術会議の概要

  小林会長、川面委員、坂本委員、難波委員、松永委員

  西郷技術総括審議官兼技術会議事務局長、井上研究総務官

  井邊農研機構理事長、岩永JIRCAS理事長

(1) 研究開発の目標・課題の設定やマネジメントのあり方について
(2) 新たな「国際農林水産業研究戦略」の骨子（案）について

(1) 研究開発の目標・課題の設定やマネジメントのあり方について
      平成28年度研究課題の体系の整理及び研究開発に関わる人材の結集に係る環境整備について事務局から説明後、審議を
   行った。
      委員からは、目標・課題設定、マネジメントに関して、具体的な目標設定を行い明確に評価する必要、成果が需要者・消
   費者のニーズにどのように結びつくのかを明確にした目標設定が必要、個別課題ごとの縦割りではなく全体を俯瞰したマネ
   ジメントが重要、予め出口が確定していない研究については市場のニーズや競争相手等世の中の変化等に応じて軌道修正を
   図る等の特別なマネジメントが必要等の意見があった。
      また、情報発信に関して、研究成果を活用する者向けに分かりやすく編集して提供する仕組みをつくるべき等の意見が
   あった。
     事務局において、今後の研究開発の推進にこれらの意見を活かしていくこととなった。

      
(2) 新たな「国際農林水産業研究戦略」の骨子（案）について
     資料に沿って骨子（案）について事務局から説明後、審議を行い、国際的な農林水産業の研究がどうあるべきか、それら
   の研究がもたらす国益について打ち出すべき等の意見があった。
      結果、意見を踏まえ、案の作成を進めることとなった。

（以上）