第211回農林交流センターワークショップ
メッシュ農業気象データ利用講習会
趣旨
近年の温暖化傾向に伴い、高温による減収や品質低下が各地で問題となっており、これを克服する技術の開発が全国で進められています。また、農業人口の高齢化に伴って「担い手」に集積する小規模で分散した圃場を効率的に経営するために、複数の作物や品種を組み合わせて機材の稼働や労働を平準化する技術が求められています。
メッシュ農業気象データシステムは、このような技術の開発を支えることを目標に開発された気象情報サービスで、1980年から来年までの広い期間の多彩な日別気象値と、気候温暖化シナリオを1kmメッシュで全国についてオンデマンドで取得することができます。
本ワークショップは、メッシュ農業気象データについて理解するとともに、プログラミング言語Pythonや表計算アプリでこれを処理する技術を習得します。
開催日時 |
|
---|---|
開催場所 |
|
対象 |
|
コーディネーター |
|
用意するもの |
|
定員 |
|
参加費 |
|
交通費・宿泊費 |
|
その他 |
|
公開テキスト |
|
講義と実習内容
2018年6月28日(木曜日)
09時00分-09時05分 | 【挨拶】農林水産省農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター コーディネーション推進課長 加藤 隆 |
09時05分-09時15分 | 【オリエンテーション】 大野 宏之(農研機構 農業環境変動研究センター) |
09時15分-09時40分 | 【参加者・講師自己紹介】 |
09時40分-10時30分 | 【講義】「メッシュ農業気象データとその活用」 佐々木 華織(農研機構 農業環境変動研究センター) |
10時40分-11時00分 | 【講義】「メッシュ温暖化シナリオデータについて」 西森 基貴(農研機構 農業環境変動研究センター) |
11時00分-11時50分 | 【講義】「メッシュ農業気象データの取得」 根本 学(農研機構 北海道農業研究センター) |
12時50分-13時50分 | 【実習】「Pythonによるプログラミングの基礎」 片柳 薫子(農研機構 農業環境変動研究センター) |
13時50分-14時50分 | 【実習】「Pythonによるメッシュ農業気象データの処理1」 川方 俊和(農研機構 東北農業研究センター) |
15時00分-16時00分 | 【実習】「Pythonによるメッシュ農業気象データの処理2」 大久保 さゆり(農研機構 東北農業研究センター) |
16時00分-16時30分 | 【講義】「メッシュ農業気象データの特性について」 桑形 恒男(農研機構 農業環境変動研究センター) |
16時30分-17時10分 | 【討論】「グループで開発するアプリケーションの検討」 大野 宏之 |
2018年6月29日(金曜日)
09時00分-09時05分 | 【オリエンテーション】 大野 宏之 |
09時05分-12時00分 | 【実習】「グループごとにメッシュ農業気象データを利用するアプリケーションを開発」 |
13時00分-15時00分 | 【発表】「グループで開発したアプリケーションの発表」 大野 宏之 |
お問合せ先
農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター
コーディネーション推進課
電話:029-838-7136 メール:
お問い合わせフォームへ