PDCAサイクルを取入れた乳房炎管理と牛群管理ベンチマーキングによる乳房炎発生予防
- 実証地域
- 福島県
- 分野
- 農業・農村
- 研究実施期間
- 平成25年度~平成29年度
- PDF版
- PDCAサイクルを取入れた乳房炎管理と牛群管理ベンチマーキングによる乳房炎発生予防
技術の概要
- 酪農家にとって乳房炎は、大きな問題となってます。
- しかし、飼育している牛群から乳房炎を “0” にするのは至難です。
- 我々が考案した乳房炎検査と牛群ベンチマーキングを導入した乳房炎防除管理システムは、農場の経営者、従業員および農場をサポートする関係者が主体となり、定期的な検査(個体ごとの体細胞数、検出細菌、乳頭口スコア、農場環境など)のデータを活用し、PDCA※サイクルで管理しながら、乳房炎の発生を予防していくものです。
PDCA=Plan(計画)⇨ Do(実行)⇨ Check(評価)⇨ Action(改善)

期待される効果
- ・ 例えば、乳房炎に関係している乳汁中の体細胞数、細菌数や乳頭口スコア等の現状を視覚化することができることから、それを基に将来的に“こうしたい目標” を具体的に設定できます。
- ・ 牛群ベンチマーキングでは、各酪農家の牛群の体細胞数、細菌数等が、国や県単位の牛群の中においてどの位置にあるかを客観的に知ることが出来ます。そのため、経営目標の設定や目標の到達度をつねに自身で確認することができます。
関連情報
研究成果
- 農業・農村
- 福島県
- 持続的な畜産経営を可能とする生産・管理技術の実証研究
この研究についてのお問い合わせ先
この研究に関するご相談や質問等は、以下よりお問い合わせいただけます。
問い合わせ先:農研機構 動物衛生研究部門
TEL:029-838-7713
HPアドレス:https://www.naro.affrc.go.jp/inquiry/index.html
お問合せ先
農林水産技術会議事務局研究推進課
担当者:先端技術実証班 豊井、宮垣、上田
代表:03-3502-8111(内線5897)
ダイヤルイン:03-3502-7462
FAX番号:03-3593-2209