ミニトマトを露地でつくる「ソバージュ栽培®」
- 実証地域
- 岩手県
- 分野
- 農業・農村
- 研究実施期間
- 平成25年度~平成29年度
- PDF版
- ミニトマトを露地でつくる「ソバージュ栽培®」
技術の概要
ミニトマトを露地で栽培できる「ソバージュ栽培」は、誰でも容易に取り組める簡単な栽培方法です。
1 差別化できる「ロッソナポリタン」
- 収穫の際、へたがとれるので収穫が楽。裂果の発生が少なく収穫のむだがない。「ソバージュ栽培」に適している。
- 果実糖度、総アミノ酸含量(3%)が高く、また、日持ちが良く、生食にも調理にも向いている。
2 低コストで省力栽培
- 整枝は主枝3本を誘引した後は放任とし、つる下げ、わき芽かきが不要で労働時間は雨よけミニトマトの2/3
- 主な資材は単管、イボ竹、キュウリネット
- ネットを直立に張ることにより作業が軽労化。
3 無理なく収穫できる
- 5/下、6/下の2回に分けて定植
⇒収穫作業の平準化

支柱・ネットの設置と枝の誘引方法

「ソバージュ栽培」の状況と品種「ロッソナポリタン」
期待される効果
- 省力的な栽培方法として初心者でも簡単に取り組めます。初期投資は少なくて済みます。
- 露地栽培でも一定収量を確保できます。(H27、28年 平均:4.7t/10a)売上げが200万円以上、100万円程度の所得が見込めます。
- 産直販売や観光農園でのもぎ取り体験等に向いています。
※「ソバージュ栽培®」はパイオニアエコサイエンス(株)の商標登録です。
関連情報
研究成果
- 農業・農村
- 岩手県
- ブランド化を促進する果実等の生産・加工技術の実証研究
この研究についてのお問い合わせ先
この研究に関するご相談や質問等は、以下よりお問い合わせいただけます。
問い合わせ先:岩手県農業研究センター技術部野菜花き研究室
住所:〒024-0003 北上市成田20-1
TEL:0197-68-4420
お問合せ先
農林水産技術会議事務局研究推進課
担当者:先端技術実証班 豊井、宮垣、上田
代表:03-3502-8111(内線5897)
ダイヤルイン:03-3502-7462
FAX番号:03-3593-2209