地域資源をフル活用したトマト長期栽培
- 実証地域
- 岩手県
- 分野
- 農業・農村
- 研究実施期間
- 平成25年度~平成29年度
- PDF版
- 地域資源をフル活用したトマト長期栽培
技術の概要
木骨ハウス、杉皮床を利用したインタープランティング栽培
栽培床の有効活用:2回定植(インタープランティング)で長期収穫
- (1)1作目:3月上旬定植→7月末収穫終了(7段、約10t/10a)
- (2)2作目:7月上旬定植(株間)→翌年2月まで収穫(14段、約20t/10a)
つる下げ作業の省力
- (1)高軒高(3.9m)の木骨ハウス利用で、つる下げ約90%省力化(1作目:つる下げ作業無し、2作目:1回のみ実施)
低コスト栽培床
- (1)簡易隔離床と粉砕杉樹皮の使用で約40%の低コスト化
収量性
- (1)環境制御技術と組み合わせて単収30tを実現見込み

図1 インタープランティングの作型

図2 インタープランティング
期待される効果
- (1)単価が約87%向上(393円/kg←現行210円/kg)
(高単価期の収量増、低単価期の出荷量調整による) - (2)収量が約112%向上(21,230kg/10a←現行10,000kg/10a)
(5~2月までの長期出荷による)
関連情報
研究成果
- 農業・農村
- 岩手県
- 中山間地域における施設園芸技術の実証研究
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TEL:0192-55-3733
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お問合せ先
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担当者:先端技術実証班 豊井、宮垣、上田
代表:03-3502-8111(内線5897)
ダイヤルイン:03-3502-7462
FAX番号:03-3593-2209