加工に適した稲・大豆の新品種の導入と高品質栽培技術
- 実証地域
- 岩手県
- 分野
- 農業・農村
- 研究実施期間
- 平成25年度~平成29年度
- PDF版
- 加工に適した稲・大豆の新品種の導入と高品質栽培技術
技術の概要
- 三陸沿岸南部の栽培に適した普通大豆や黒大豆を選定しました(写真左)。
- 登熟期間の気温が低いと良質の紫黒米を収穫できます(写真中央)。
- 基肥多肥栽培により紫黒米・低アミロース米を多く収穫できます。
- 三陸地域特有の気象条件を反映した栽培指標の地図を作成しました(図)。

期待される効果
- 普通大豆「シュウリュウ」の導入で既存品種より約2割多く生産できます。黒大豆の生産ができます。
- 「朝紫」を導入し、基肥多肥栽培することで、色素(シアニジン-3-グルコシド)が多い(約2~3mg/g)紫黒米を6%~17%多く生産できます(図)。
- 「きらほ」を導入し、基肥多肥栽培することで、低アミロース米を27%~37%多く生産できます(図)。
- 現地の気象を反映した栽培適地マップで、作期設計をサポートします。

関連情報
研究成果
- 農業・農村
- 岩手県
- 中小区画土地利用型営農技術の実証研究
この研究についてのお問い合わせ先
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問い合わせ先:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(東北農業研究センター)
TEL:019-643-3540
お問合せ先
農林水産技術会議事務局研究推進課
担当者:先端技術実証班 豊井、宮垣、上田
代表:03-3502-8111(内線5897)
ダイヤルイン:03-3502-7462
FAX番号:03-3593-2209