農村地域における未利用エネルギー利活用実証研究
- 実証地域
- 宮城県
- 分野
- 農業・農村
- 分類
- 網羅型研究
- 代表機関
- 三菱自動車工業(株)
- 参画研究機関
- ニチコン(株)、ニチコン草津(株)
- 研究実施期間
- 平成23年度~平成29年度
- PDF版
- 農村地域における未利用エネルギー利活用実証研究
研究の概要
農業用充電ステーション、電気自動車、可搬型給電装置による組み合わせ
⇒ 未利用エネルギーの利活用および競争力ある農業エネルギーマネジメントを構築

研究内容
- 農業用充電ステーション、電気自動車、可搬式給電装置にて構成されており、農業用充電ステーションは、農業用水などを利用した小水力発電や、風力発電、太陽光発電の電気エネルギーをリチウムイオン電池に蓄電し、系統電力に依存せずに電気自動車への急速充電を行う。
- 電気自動車は、農業用充電ステーションから供給された電力を使用して走行し、必要に応じて給電装置を介して、ハウス栽培等に電力を供給する。
- 災害により系統からの電気が途絶えたときは、電気自動車へのエネルギー供給が可能となるとともに、給電装置を介して、ハウス栽培等へ非常時の電力を供給する。
研究目標
計画している各発電設備の能力に基づき、発電される1日あたりの平均電力量を80kWhと仮定し、電気自動車(16kWh仕様車両)に1日3回程度供給できる農業エネルギーマネジメントを構築する。
研究内容及び方法
環境への貢献、低コスト化、災害への備えを具現化し、競争力のある農業エネルギーマネジメントシステムを構築する。従来、電力供給は系統に依存していたが、今回のシステムは複数の再生可能エネルギーを系統から独立させて、蓄電池と組み合わせて最適制御することにより、系統に依存せずエネルギー供給が可能となる。

研究実施体制

現地実証地域までの交通アクセス
(現在、宮城県内で調整中)
関連情報
研究成果
- 農業・農村
- 宮城県
- 施設園芸栽培の省力化・高品質化実証研究
この研究についてのお問い合わせ先
この研究に関するご相談や質問等は、以下よりお問い合わせいただけます。
問い合わせ先:三菱自動車工業株式会社 EVビジネス本部 EV国内推進部
担当者:和田
TEL:03-6852-2433
E-mail:kenichiro.wada@mitsubishi-motors.com
お問合せ先
農林水産技術会議事務局研究推進課
担当者:先端技術実証班 豊井、宮垣、上田
代表:03-3502-8111(内線5897)
ダイヤルイン:03-3502-7462
FAX番号:03-3593-2209