このページの本文へ移動

農林水産技術会議

メニュー

若手農林水産研究者表彰

平成30年度(第14回)業績概要

キュウリホモプシス根腐病の総合防除対策の確立

受賞者 岩舘 康哉 氏 39歳

岩手県農業研究センター 主査専門研究員

略歴

平成13年山形大学農学部卒業。岩手県病害虫防除所、岩手県農業研究センター、岩手県庁勤務を経て、平成29年より現職。平成25年岩手大学大学院連合農学研究科博士課程修了。博士(農学)。技術士(農業部門)。

業績概要

背景

東北地方のキュウリ産地では、ホモプシス根腐病がまん延し、深刻な被害を受けている。特に、主力の露地夏秋キュウリの場合、本病に感染すると収穫最盛期の7月~ 8月に枯死することから経済的損失が極めて大きく、有効な防除技術の開発と体系化は重要な課題である。

研究内容・成果

1 土壌消毒剤の効果的な処理技術の確立【多発生ほ場向け】

クロルピクリン剤の土壌消毒効果が高まる作畦方法・処理方法を解明し、体系化

2 転炉スラグ(石灰肥料)を活用した新たな被害軽減技術の開発【少発生ほ場向け】

土壌pHの改良により被害軽減が可能なことを見出し、新たな防除技術として確立

3 普及部門との連携による現地実証先行型の取組

研究と普及が一体となり、総合防除対策としての体系化と成果普及を迅速に展開

取組の成果・今後の発展

○総合防除対策の確立と普及によって、本病被害の拡大防止と軽減に貢献した。

○土壌pHの改良による被害軽減技術は、他作物、他病害への応用が期待できる。

受賞評価のポイント

 露地夏秋キュウリ生産に深刻な被害をもたらすホモプシス根腐病に対する効果的な土壌消毒手法や、転炉スラグ(石灰肥料)を活用した新たな被害軽減技術を開発し、本病被害の拡大防止と軽減に貢献した点を高く評価した。

連絡先

岩手県農業研究センター 研究企画室

住所:〒024-0003岩手県北上市成田20-1

TEL:0197-68-4402

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究調整課

代表:03-3502-8111(内線5810)
ダイヤルイン:03-3502-7399
FAX番号:03-5511-8622