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農林水産技術会議

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プレスリリース

「令和7年度第1回生物多様性影響評価総合検討会」の開催及び一般傍聴の募集

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令和7年11月13日
農林水産省
環境省

〇 遺伝子組換え生物により、我が国の野生動植物への生物多様性影響が生じるおそれがないか評価するため、学識経験者から意見を聴取します。


農林水産省及び環境省では、遺伝子組換え生物の第一種使用※規程の承認申請について学識経験者から意見を聴取するため、令和7年11月26日(水曜日)に「令和7年度第1回生物多様性影響評価総合検討会」を開催します。
なお、本検討会は、オンライン会議にて公開で開催します。
※拡散防止措置を執らない、いわゆる「開放系」と呼ばれる環境で行われる遺伝子組換え生物等の使用

1. 概要

我が国での遺伝子組換え生物の栽培や飼育等に当たっては、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(平成15年法律第97号。以下「カルタヘナ法」という。)に基づき、我が国の野生動植物への生物多様性影響が生じるおそれがないか評価を行っています。

今回、農林水産省及び環境省に対し申請された第一種使用規程※の承認に係る7件の申請に対し、農作物分科会において専門的な見地から検討を行った結果について、幅広い視点から総合的な検討を行うため総合検討会を開催し、学識経験者から意見を聴取します。

これまでの当検討会の議事概要については、次のURLからご覧いただけます。

また、今回の会議資料及び議事概要も会議終了後に同URLで公開いたします。

 URL:https://www.affrc.maff.go.jp/docs/commitee/diversity/top.htm

※カルタヘナ法に規定する第一種使用規程

カルタヘナ法においては、遺伝子組換え生物が農林水産物であって、当該生物の使用等する者が、環境中への拡散を防止せずに栽培、飼育等を行う場合(第一種使用等)には、その栽培や飼育等に関する規程(第一種使用規程)を定め、これを農林水産省及び環境省に申請し、承認を受ける必要があります。第一種用規程の承認申請があった場合には、農林水産省及び環境省は、その第一種使用規程について、生物多様性影響に関し専門の学識経験者から意見を聴く必要があります。

2. 開催日時等

日時:令和7年11月26日(水曜日)13時30分から16時00分まで

方法:オンライン会議(Webexを使用)

3. 議題

議題1 第一種使用規程の承認に係る申請書等について
(1)チョウ目害虫抵抗性トウモロコシ
(ipd083Cb.1, Zea mays subsp. mays (L.) Iltis)(COR121, OECD UI: COR-ØØ121-4)

(2)線虫抵抗性及び4-ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ阻害型除草剤耐性ダイズ
(cry14Ab-1.b, hppdPf-4Pa, Glycine max (L.) Merr.)(GMB151, OECD UI: BCS-GM151-6)

(3)除草剤グリホサート、グルホシネート、ジカンバ、トリケトン系及びプロトポルフィリノーゲン酸化酵素阻害型耐性ワタ
(改変cp4 epsps, pat, 改変dmo, tdo, H_N90 PPO, Gossypium hirsutum L.)(MON96012, OECD UI: MON-96Ø12-6)

(4)プロトポルフィリノーゲン酸化酵素阻害型除草剤耐性ダイズ
(H_N90 PPO, Glycine max (L.) Merr.)(MON94115, OECD UI: MON-94115-8)

(5)除草剤グルホシネート、ジカンバ、アリルオキシアルカノエート系及びトリケトン系耐性ダイズ
(pat, 改変dmo, ft_t.1, tdo, Glycine max (L.) Merr.)(MON94313, OECD UI: MON-94313-8)

(6)半矮性、除草剤グリホサート誘発性雄性不稔、除草剤グリホサート耐性及びチョウ目害虫抵抗性トウモロコシ
(改変cp4 epsps, GA20ox_SUP, cry1A.105, 改変cry2Ab2, 改変vip3A, Zea mays subsp. mays (L.) Iltis)(MON87427×MON94804×MON89034×MIR162×NK603, OECD UI: MON-87427-7×MON-948Ø4-4×MON-89Ø34-3×SYN-IR162-4×MON-ØØ6Ø3-6)並びに当該トウモロコシの分離系統に包含される組合せ(既に第一種使用規程の承認を受けたものを除く。)

(7)半矮性、除草剤グリホサート誘発性雄性不稔、除草剤グリホサート耐性並びにチョウ目及びコウチュウ目害虫抵抗性トウモロコシ
(改変cp4 epsps, GA20ox_SUP, cry1B.868, 改変cry1Da, 改変vip3A, 改変cry3Bb1, Zea mays subsp. mays (L.) Iltis)(MON87427×MON94804×MON95379×MIR162×MON88017, OECD UI: MON-87427-7×MON-948Ø4-4×MON-95379-3×SYN-IR162-4×MON-88Ø17-3)並びに当該トウモロコシの分離系統に包含される組合せ(既に第一種使用規程の承認を受けたものを除く。)

議題2 その他

4. 傍聴申込み

(1)申込方法
傍聴を希望される方は、次のURLからお申し込みください。

<申込先>
URL:https://www.contactus.maff.go.jp/affrc/form/seibutsu251126.html
複数名お申込みの場合も、個別にお申込み願います。
会議開催前日に、担当者からWebex招待メールをお送りいたします。
お申込みによって得られた個人情報は厳重に管理し、傍聴の可否等、本人への連絡を行う場合に限り利用いたします。

(2)申込締切
令和7年11月20日(木曜日)15時00分

(3)抽選の実施
希望者多数の場合は抽選を行い、傍聴可能な方へのご連絡は、会議開催前日のWebex招待メールの送付をもって代えさせていただきます。
なお、回線の都合上、傍聴可能人数は100名程度を予定しています。

(4)傍聴される皆様への留意事項
当検討会の傍聴に当たり、次の留意事項を遵守願います。

(ア)Webexにおいて、マイクとカメラをオフに設定すること。
(イ)次の行為を慎むこと。
 ・傍聴中のWebexの入退席(ただし、やむを得ない場合を除く。)
 ・カメラ、ビデオカメラ、ICレコーダー等の使用(報道関係者の方々を除く。)
(ウ)その他、座長及び担当者等の指示に従うこと。

5. 報道関係者の皆様へ

報道関係者で取材を希望される方は、「4.傍聴申込み」に従い<申込先>からお申し込みください。
その際、備考欄に取材を希望される旨をご記載ください。

    お問合せ先

    農林水産技術会議事務局研究企画課
    担当者:イノベーション戦略室

    代表:03-3502-8111(内線5860)
    ダイヤルイン:03-3502-7408

    環境省自然環境局野生生物課
    担当者:外来生物対策室
    代表:03-3581-3351(内線6682)
    ダイヤルイン:03-5521-8344