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農林水産技術会議

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2008年

1. 蛍光色を持つ高機能絹糸・繊維の開発に遺伝子組換えカイコを用いて世界で初めて成功(PDF : 106KB)

独立行政法人 農業生物資源研究所は、東レ株式会社、東京農工大学、群馬県蚕糸技術センター、群馬県繊維工業試験場、理化学研究所及びAmalgaam有限会社との共同研究により、遺伝子組換えカイコによる蛍光色を持つ高機能絹糸・繊維の開発に成功。高級織物としての利用が期待。

2. 産卵海域で成熟した親ウナギの捕獲に世界で初めて成功(PDF : 247KB)

独立行政法人 水産総合研究センターは、水産庁漁業調査船「開洋丸」により産卵海域と推定される海域で成熟した親ウナギの捕獲に世界で初めて成功。ウナギの産卵生態解明と人工種苗生産技術開発の進展に期待。

3. 生きた牛に音の刺激を与えた時の脳波の一種から、BSEの臨床診断に役立つ方法を開発(PDF : 259KB)

独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機 動物衛生研究所は、 BSE罹患牛の脳幹機能障害の特徴を聴性脳幹誘発電位で検査する技術を開発。BSEの臨床診断の実用化に期待。

4. 養豚で発生するリンの再利用技術を開発(PDF : 195KB)

独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機 畜産草地研究所を中核とする研究グループは、豚舎汚水中のリンをリン酸マグネシウムアンモニウム(MAP)結晶化反応を利用して除去回収し、排水の水質を改善する技術を開発。汚水中の水質汚濁物質濃度の低減と有限なリン資源の回収に期待。

5. 飼料イネを活用した繁殖和牛の周年放牧による合理的な農地利用法を開発(PDF : 296KB)

独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機 中央農業総合研究センターは、飼料イネを用いて水田で繁殖和牛を周年放牧する方式を開発。家畜生産及び農地保全コスト低減を図る有効な技術として期待。

6. イネ科作物の葉の表面などに生息する微生物が生分解性プラスチックを効率よく分解(PDF : 760KB)

独立行政法人 農業環境技術研究所は、イネ科作物の葉の表面から生分解性プラスチックを強力に分解する2種類の微生物を発見。これらの微生物の活用により、使用済みの生プラを効率よく分解する技術の実用化が期待。

7. 農作業の負担を大幅に軽減する「ロボットスーツ」を開発(PDF : 127KB)

国立大学法人東京農工大学は、超音波モーターを用いて、農作業の負担を軽減するパワーアシストロボットスーツを開発。負担のかかる農作業の大幅な軽減が期待。

8. 玄米反収が800kgを超え飼料米用品種として有望な「モミロマン」を育成(PDF : 249KB)

独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機 作物研究所と九州沖縄農業研究センターは、飼料用米・稲発酵粗飼料向け水稲新品種「モミロマン」を育成。玄米収量が10アール当たり800kgの多収を実現。飼料米への利用を期待。

9. 植物が病原菌から身を守る免疫反応の指令役となるタンパク質をイネで発見(PDF : 198KB)

国立大学法人奈良先端科学技術大学大学院は、イネのOsRac1タンパク質を含む複合体が、植物の病害抵抗性において中枢を担うことを証明。耐病性付与により作物生産安定化に寄与することが期待。

10. 肥料を大幅に削減できる露地野菜向け部分施肥技術の開発(PDF : 204KB)

独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機 中央農業総合研究センター、東北農業研究センター、井関農機株式会社は、キャベツ・ハクサイ栽培前のうね立て作業時に、苗を移植する位置付近の土壌に肥料等を攪拌しながら帯状に施用する技術を開発。施用量の削減と低コスト化を期待。

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