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農林水産技術会議

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2006年

1. 渋皮が簡単にむける画期的なニホングリ新品種「ぽろたん」(PDF : 268KB)

独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所は、渋皮が簡単にむけるクリの新品種育成に成功。クリ関連産業の活性化に期待。

2. BSEの人為的発症に成功(PDF : 227KB)

北海道立畜産試験場は、BSE感染牛由来材料を牛の脳内へ接種する「BSE伝達試験」を実施し、臨床症状を伴うBSEの再現に日本で初めて成功。BSEの早期診断手法の開発に期待。

3. イノシシの跳躍特性の解析と「金網忍び返し柵」の開発・普及(PDF : 1,006KB)

独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センターは、防護柵に折り返し(忍び返し)をつけることで、イノシシに圧迫感や錯覚を起こさせる飛び越え侵入防止柵を開発。鳥獣害被害の減少に期待。

4. 稲発酵粗飼料を用いた肉用牛の飼養技術を開発(PDF : 226KB)

独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所と同中央農業総合研究センターが中心となって、稲発酵粗飼料を繁殖雌牛、育成~肥育期の肉用牛に給与する技術を開発。飼料自給率の向上に期待。

5. 海のミジンコが海深くCO2封印-温暖化抑制に重要な役割-(PDF : 176KB)

独立行政法人 水産総合研究センター 東北区水産研究所と東京大学海洋研究所は、北太平洋の動物プランクトンが、大量の炭素(CO2)を表層から深層に輸送していることを解明。全球的な炭素収支の精度向上に期待。

6. 農耕地から発生する温室効果ガスである亜酸化窒素の発生量を正しく推定-施肥法改善による抑制の可能性も明らかに-(PDF : 332KB)

独立行政法人 農業環境技術研究所は、水田から発生する窒素肥料由来の温室効果ガスである亜酸化窒素の投入肥料当たりの発生量が過大評価であったことを解明。適正な地球温暖化防止施策決定に期待。

7. 植物の乾燥耐性機構の解明と乾燥耐性植物の開発に成功(PDF : 128KB)

独立行政法人 国際農林水産業研究センターは、 植物乾燥耐性に係る遺伝子(AREB)が働く機能を解明し、本遺伝子をシロイネナズナに導入し乾燥耐性植物の開発に成功。世界の食糧問題の解決の一助を期待。

8. イネ栽培化の鍵となった脱粒性抑制遺伝子を発見(PDF : 132KB)

独立行政法人 農業生物資源研究所、社団法人 農林水産先端技術産業振興センター及び独立行政法人 国際農林水産業研究センターは、熟したときに種子が穂から落ち易い性質を抑制する遺伝子を同定。インディカ米の収量の増加に期待。

9. 中国産アサリの迅速判別法を開発(PDF : 170KB)

独立行政法人 水産総合研究センター 瀬戸内海区水産研究所は、国産アサリとは系統的に差の大きい中国産アサリについて、PCR法(ごく微量のDNAから目的とするDNA 領域を短時間で数10万倍にも増殖)を用いた迅速判別手法を開発。偽装表示の防止による国民の食に対する信頼の確保に期待。

10. 寒締めでホウレンソウの硝酸含量が低下-良食味で安全・安心な冬野菜の生産-(PDF : 455KB)

独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センターは、過剰摂取が問題とされる硝酸の含量が寒締め栽培(収穫可能な大きさまで育った時点でハウスの裾を上げ、外気を入れて中の温度を下げる)により低下することを解明。良食味で安全・安心な冬野菜の生産に期待。

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