研究開発プラットフォーム「活動事例集」
「知」の集積と活用の場 産学官連携協議会
はじめに
我が国の農業が世界との競争に勝ち残り、活力ある産業へと成長していくため、農林水産省では、農林水産業・食品産業に他分野のアイディア、技術等を導入し、新たな商品化・事業化に結びつけていく、オープンイノベーション、産学官連携の取組を推進しています。
『「知」の集積と活用の場』では、令和元年11月末時点で、158の研究開発プラットフォームが設立されています。研究開発プラットフォームは、プロデューサー人材を中心として、連携協定や研究戦略、知財戦略等を作成することにより、効果的、効率的に研究開発を実施する研究コンソーシアムを形成するとともに成果の商品化、事業化につなげる役割を果たします。
この事例集では、平成28年度から実施している「知」の集積による産学連携推進事業のうち研究開発プラットフォーム運営等委託事業で採択された中から活発に活動をしている研究開発プラットフォーム及びプロデューサー人材等を紹介しています。
『「知」の集積と活用の場』について、皆様の理解の促進、取組の一助となれば幸いです。
農林水産省農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター
プロデューサー:公益財団法人 未来工学研究所 研究参与 太田 与洋 氏
研究開発プラットフォーム会長:筑波大学 筑波大学 つくば機能植物イノベーション研究センター 教授・センター長 江面 浩 氏
プロデューサーチーム:
日鉄エンジニアリング株式会社 ソリューション共創センター 養殖システムビジネス部 企画マネージャー 清水 貴広 氏
日鉄エンジニアリング株式会社 ソリューション共創センター 養殖システムビジネス部長 狩谷 卓郎 氏
「Society5.0におけるファームコンプレックス研究開発プラットフォーム」プロデューサー
三菱ケミカル株式会社 インフラ・アグリマテリアルズ本部 ITファームプロジェクトマネージャー 吉田 重信 氏
研究プラットフォーム活動
「知」の集積と活用の場の紹介
農林水産省は農林水産・食品分野に異分野の知識・技術等を導入して、革新的な技術シーズを生み出すとともに、それらの技術シーズをスピード感をもって商品化・事業化に導き、国産農林水産物のバリューチェーンの構築に結び付ける新たな産学官連携研究を推進するため、『「知」の集積と活用の場』を推進しております。
「知」の集積と活用の場 産学官連携協議会について
「知」の集積と活用の場 産学官連携協議会のホームページにおいて、「知」の集積と活用の場の最新情報・各種資料の提供を行っているほか、会員入会状況、研究開発プラットフォーム設立状況等の閲覧、産学官連携協議会への入会申込み、研究開発プラットフォーム設立の届出等を行うことが可能ですのでご活用ください。
令和元年11月末現在、会員数は3,200人を超え、158の研究開発プラットフォームが活動をしています。
詳しくは https://www.knowledge.maff.go.jp
研究プラットフォームの紹介
「知」の集積と活用の場 産学官連携協議会会員が組織、分野、地域等の垣根を超えて連携し、新たな商品化・事業化を目指して共同して研究開発に取り組むオープンな活動母体を「研究開発プラットフォーム」と呼びます。
詳しくは https://www.knowledge.maff.go.jp/platform.html
具体的な活動内容を紹介した事例集を掲載しております。
研究開発プラットフォーム活動事例集 2018
- 健康長寿社会の実現に向けたセルフ・フードプランニングプラットフォーム
- Society5.0におけるファームコンプレックス研究開発プラットフォーム
- 水産増養殖産業イノベーション創出プラットフォーム
- 農林水産物の輸出促進研究開発プラットフォーム@九州・沖縄
研究開発プラットフォーム活動事例集 2019
- 科学的根拠に基づく高付加価値日本食・食産業研究開発プラットフォーム
- 「食による脳老化回避」研究開発プラットフォーム
- ICTでつなげる地域共生アグリ・バリュースペース研究開発プラットフォーム
- 土壌改良による農産品の品質向上と収量増加に関する研究開発プラットフォーム
お問合せ先
農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター
担当者:コーディネーション推進課
ダイヤルイン:029-838-7229
FAX番号:029-838-7204