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農林水産技術会議

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第246回農林交流センターワークショップ

Pythonによるメッシュ農業気象データ利用講習会(初・中級者向け)

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趣旨  ( 開催要領 / 講義と実習 / お申込み方法・お問合せ先 )

    近年の温暖化傾向に伴い、高温による農作物の減収や品質低下が各地で問題となっており、これを克服する技術の開発が全国で進められています。また、農業人口の高齢化に伴って「担い手」に集積する小規模で分散した圃場を効率的に経営するために、複数の作物や品種を組み合わせて機材の稼働や労働を平準化する技術が求められています。
    メッシュ農業気象データシステムは、このような技術の開発を支えることを目標に開発された気象情報サービスで、1980年から来年までの広い期間の多彩な日別気象値(一部要素については時別値も取得することができます。)と、気候温暖化シナリオを、1kmメッシュで全国についてオンデマンドで取得することができます。
    本講習会は、メッシュ農業気象データについて理解するとともに、プログラミング言語Pythonを使ってこれを処理する技術を取得します。

 ※農研機構メッシュ農業気象データ(The Agro-Meteorological Grid Square Data, NARO)は、気象情報が農業現場で有効に活用されることを目指して、
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)が開発・運用する気象データサービスです。

開催要領

開催要領・日程表 開催要領・日程表 (WORD : 108KB)(PDF : 344KB)
※掲載用のニュースにつきましては、こちらからダウンロードをお願いします。(PDF : 1,120KB)
【重要】
開催日時・形式
(開催場所)

1.予備講習(Pythonの基礎)

日  時:令和7年6月11日(水曜日)13時00分~17時00分
形  式:Microsoft Teamsによるオンライン開催
対  象:希望者のみ

 ※同日10時00分~12時00分に、利用環境構築(PCの設定)に関する相談をオンラインにて受け付けます。
2.本講習(講習及びチュートリアルによるPythonを用いた農業気象データの基礎)

日  時:令和7年6月12日(木曜日)9時00分~17時10分
形  式:Microsoft Teamsによるオンライン開催
対  象:全員必須
3.グループ実習(プログラム開発)※2日間開催

日  時:令和7年6月26日(木曜日)13時00分~17時10分
日  時:令和7年6月27日(金曜日)09時00分~15時10分
形  式:対面式開催
会  場:農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター(茨城県つくば市観音台2-1-9)
会  場:※グループに分かれてプログラミングを実習します。
対  象:全員必須
対象 産学官で研究・開発に従事している方で、気象データの農業利用に関心のある方。
コーディネーター 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 農業環境研究部門
気候変動適応策研究領域  上級研究員  佐々木  華織
定員 36名(代理の方の参加は認めていません。)
 ※参加費無料(受講後、アンケートにご回答頂きます(回答必須)。)
申込条件・他
  • メッシュ農業気象データ利用者であること( ※申込時、利用者IDの入力が必須となります)。
    ※本ワークショップ申込と同時に新規利用申請をされても、メッシュ農業気象データを利用するための審査に間に合わない可能性があります。
    メッシュ農業気象データの利用(農研機構メッシュ農業気象データwikiページ)
    利用申請される場合は、上記ページをご一読いただきページ下部にある「新規利用受付HP」よりお手続きください。
    新規利用者申請される方は、利用者IDを取得後、ワークショップにお申込みください。
  • 6月12日開催の本講習および、6月26日~6月27日開催のグループ実習の全日程に参加可能なこと。
  • 過去にメッシュ農業気象データ利用講習会に参加したことのある方は、応募をお控え頂き、過去のテキストや登録利用者専用ページにあるWS241(第241回農林交流センターワークショップ「Pythonによるメッシュ農業気象データ利用講習会(初・中級者向け)」の講義動画で復習を行うことをお勧めします。必要に応じて、Slack#技術相談窓口もご利用下さい。
【講義の注意点】
  • Pythonでの利用に特化した講習会です。
  • Pythonの基礎知識が無いために、気象データの利用を躊躇している方、マニュアルを見ながら気象データの利用を試みたが、うまくいかなかった方等に適しています。
  • 数日間で、Pythonのプログラミングからメッシュ農業気象データの利用方法までを学びます。初心者の方にとっては、内容が多岐に渡るため、事前のPCの設定、予習・復習をしっかりと行ってください。
  • 受講者には、利用環境構築(PCの設定)と実習教材の入手方法を案内します。利用環境を構築したうえで、講習にご参加ください。
  • Pythonを利用したことがない方は、6月11日(水曜日)の予備講習にご参加ください。
  • 6月11日(水曜日)の午前中に、利用環境構築(PCの設定)に関する相談をオンラインで実施しますので、構築がうまく行かなった方はご参加ください。
  • 実習は、講師の実演を見ながら、それと同じ教材を手元で操作・実習します。
【重要】
受講者が用意するもの
1.以下の条件を満たしたパソコンをご用意ください。
  • 無線または有線のLAN接続を有するもの。
  • OSはWindows10以降、または、Mac OS X10.13以降。
  • トラブル対象のため、管理者権限でもログイン可能。
【その他】
オンライン実習は、テキスト画面と実習画面(2画面)を行き来するため、画面が大きいと受講が楽です。
(ノートPCにデスクトップ用モニターを接続しマルチモニタにする、または、Teams用のPCと実習用PC2台で対応するなど対応をお願いします。)

2.オンライン講義には、Microsoft Teamsを使用します。
Webカメラは不要ですが、マイク機能の付いたノートPCまたはヘッドセットをご用意ください。
Teamsには各種ブラウザからアクセスしてください(専用ソフトのインストールは不要です。使用するブラウザは最新版に更新願います。)。Teamsアプリをお持ちの方はそちらかアクセス頂いても構いません。
【重要】
ご所属機関のセキュリティポリシーおよび規定により、以下の対応ができない場合、ワークショップにご参加いただけませんので、申込前に必ずご確認いただきますようお願い致します。
  1. 実習はJupyterLab(https://jupyterlab.readthedocs.io/en/stable/)で行います。
    提供する利用環境構築資料以外の方法で利用環境を構築された場合サポートできませんので、動作確認を十分にしておいてください。

  2. 使用予定のPCに「JupyterLab」のインストールが可能であること。またこれを使ってメッシュ農業気象データ配信サーバーにアクセスが可能であること。

  3. 半角英数字からなるアカウントで利用環境構築をお願いします(権限は一般ユーザーでも構いません)。
    使用するパソコンのアカウントに全角文字(ひらがな、カタカナ、漢字、全角の記号等)が使用されていると、アプリケーションが誤作動を起こす可能性があります。

講義と実習内容

6月11日(水曜日)※希望者のみ
開催方法:オンライン
Python予備講習会(講義タイトル・講師)
設定サポート 10時00分~12時00分 「利用環境構築(PCの設定)に関する相談」
予備講習会
Pythonの基礎
(実  習)
13時00分~14時30分 「1.Pythonの基礎」 佐々木  華織(農研機構 農業環境研究部門)
14時40分~16時10分 「2.numpyの基礎」 佐々木  華織
16時10分~17時00分 「3.Pandasの基礎」 佐々木  華織
6月12日(木曜日)※全員必須
開催方法:オンライン
本講習~講義及びチュートリアルによるPythonを用いたメッシュ農業気象データの基礎~(講義タイトル・講師)
オリエンテーション 09時00分~09時05分 「挨拶」 佐々木  華織(農研機構  農業環境研究部門)
09時05分~09時10分 「講師自己紹介」講師全員
講  義 09時10分~09時40分 「メッシュ農業気象データの利用について」佐々木  華織
講  義 09時40分~10時10分 「メッシュ温暖化シナリオデータについて」 西森  基貴(農研機構 農業環境研究部門)
講  義 10時20分~10時50分 「メッシュ農業気象データの精度について」 村上  貴一(農研機構 北海道農業研究センター)
講  義 10時50分~11時30分 「発育予測DVR/DVS法」 中川  博視(農研機構  農業情報研究センター)
実  習 11時30分~12時00分 「4.気象データの取得(1)」 大久保  さゆり(農研機構  東北農業研究センター)
実  習 13時00分~14時10分 「4.気象データの取得(2)」 大久保  さゆり
実  習 14時10分~14時50分 「5.地理情報の利用」小南  靖弘(農研機構  北海道農業研究センター)
実  習 15時00分~15時20分 「6.csvファイルの読み書き」  根本  学(農研機構  北海道農業研究センター)
実  習 15時20分~15時40分 「7.データの集計」根本  学
実  習 15時40分~17時10分 「8.発育の予測」大野  宏之(農研機構  農業環境研究部門)
6月26日(木曜日)※全員必須
開催方法:対面式(つくば市)
グループ実習:1日目(講義タイトル・講師)
開  会 13時00分~13時05分   事務局
オリエンテーション 13時05分~13時10分 「実習補助自己紹介」林 志炫、山崎 尚則(農研機構 農業環境研究部門)
13時10分~14時10分 「受講者自己紹介」 受講者全員
講  義 14時10分~14時50分 「課題解決に向けたプログラミングのコツ」大野  宏之
グループワーク 15時00分~16時00分 「アプリケーション開発に関する検討(班ごと)」
グループワーク 16時10分~17時10分 「アプリケーション開発(班ごと)」
6月27日(金曜日)※全員必須
開催方法:対面式(つくば市)
グループ実習:2日目(講義タイトル・講師)
グループワーク 09時00分~12時00分 「アプリケーション開発(班ごと)」
発  表 13時00分~15時00分 「アプリケーション開発成果発表(各班20分)」各班代表
閉  会 15時00分~15時10分 「挨拶」佐々木  華織

お申込み方法

下記お申込みフォームより、令和7年5月11日(日曜日)までにお申し込みください(必着)。

ワークショップのお申込みフォームは、こちらをクリック。

農林交流センターワークショップの受講者は、先着順では無く、コーディネーターによる選考にて決定致します。
応募理由は、選考時に重視されますので、詳細にご入力下さいますようお願いいたします。

 ※上記フォームへアクセスできない場合は、申込用紙に入力後、締切期日(必着)までに下記問い合わせ窓口までメールでお送りください。
  246ws_申込用紙(WORD : 30KB)246ws_申込アンケート(WORD : 107KB)

受講者決定

令和7年5月19日頃にメールにてお知らせいたします。

お問合せ先

農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター
コーディネーション推進課 担当  森田、鈴木、木暮
電話:029-838-7136 E-mail: koryu7129★cc.affrc.go.jp
※メール送信時★印を@に変更してください。

お問い合わせフォームは、こちらをクリックしてください。