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農林水産技術会議

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第241回農林交流センターワークショップ

Pythonによるメッシュ農業気象データ利用講習会(初・中級者向け)

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農研機構メッシュ農業気象データ(The Agro-Meteorological Grid Square Data, NARO)は、気象情報が農業現場で有効に活用されることを目指して、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)が開発・運用する気象データサービスです。
(参考)農研機構メッシュ農業気象データシステム

趣旨

   近年の温暖化傾向に伴い、高温による減収や品質低下が各地で問題となっており、これを克服する技術の開発が全国で進められています。また、農業人口の高齢化に伴って「担い手」に集積する小規模で分散した圃場を効率的に経営するために、複数の作物や品種を組み合わせて機材の稼働や労働を平準化する技術が求められています。
   メッシュ農業気象データシステムは、このような技術の開発を支えることを目標に開発された気象情報サービスで、1980年から来年までの広い期間の多彩な日別気象値(一部要素については時別値も取得することができます。)と、気候温暖化シナリオを、1kmメッシュで全国についてオンデマンドで取得することができます。
   本講習会は、メッシュ農業気象データについて理解するとともに、プログラミング言語Pythonを使ってこれを処理する技術を取得します。

開催要領・日程


開催要領・日程表 (WORD : 108KB)(PDF : 339KB)
※掲載用のニュースはこちらからダウンロード願います。(PDF : 1,099KB)

(重要)
開催日時
 ・
開催方法


1.予備講習(Pythonの基礎)
日時:令和6年6月4日(火曜日)13時00分~17時00分
形式:ハイブリッド
対象:希望者のみ

【開催方法】
Microsoft Teamsによるオンライン、または筑波産学連携支援センターを会場とする対面、のハイブリッドで開催します。
 ※申込時、受講方法(オンライン、対面、参加しない)のいずれかを選択してください。


2.本講習
(講習及びチュートリアルによるPythonを用いたメッシュ農業気象データの基礎)

日時:令和6年6月19日(水曜日)10時00分~17時10分
形式:オンライン
対象:全員必須

【開催方法】
Microsoft Teamsによるオンラインで開催します。


3.グループ実習(プログラム開発)
日時:令和6年7月4日(木曜日)13時00分~17時10分
日時:令和6年7月5日(金曜日)09時00分~15時10分(2日間)
形式:対面
対象:全員必須

【開催方法】
筑波産学連携支援センター本館(茨城県つくば市観音台2-1-9)を会場とする対面で開催します。グループに分かれてプログラミングを実習します。
 ※グループ実習時、環境設定が完了しているノートPCをご持参ください。
諸条件については、「その他」にてご確認ください。

対象


産学官で研究・開発に従事している方で、気象データの農業利用に関心のある方

コーディネーター


国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)
農業環境研究部門 気候変動適応策研究領域  上級研究員 佐々木 華織

定員


36名(代理の方の参加は認めていません。)

ワークショップ
申込条件(他)


【ワークショップ申込条件】
 ・メッシュ農業気象データ利用者であること
 (※本申込と同時に新規利用申請されても、審査が間に合わない可能性があります)。

 ・6月19日開催の本講習および
    7月4日~7月5日開催のグループ実習の全日程に参加可能なこと。

 ・参加費無料(※受講後のアンケート回答は必須です。5~15分程度)

【重要】
受講の注意点
  • Pythonでの利用に特化した講習会です。
  • Pythonの基礎知識がないために、気象データの利用を躊躇している方、マニュアルを見ながら気象データの利用を試みたが、うまくいかなかった方等に適しています。
  • 数日間でPythonのプログラミングからメッシュ農業気象データの利用方法までを学びます。初心者の方にとっては、内容が多岐にわたるため、事前のPCの設定、予習・復習をしっかりと行ってください。
  • 受講者には、利用環境構築(PCの設定)と実習教材の入手方法を案内します。利用環境を構築したうえで、講習にご参加ください。
  • Pythonを利用したことがない方は、6月4日(火曜日)の予備講習にご参加ください。
  • 6月4日(火曜日)の午前中に、利用環境構築(PCの設定)に関する相談をハイブリッドで実施しますので、構築が上手くいかなかった方はご参加ください。
  • 実習は講師の実演を見ながら、それと同じ教材を手元で操作・実習します。2画面を行き来するため、画面が大きいと受講が楽です。
その他


1. 以下の条件を満たしたパソコンをご用意ください。

  • 無線または有線のLAN接続機能を有する。
  • OSはWindows10以降、または、Mac OS X 10.13以降。
  • トラブル対処のため、管理者権限でもログイン可能。

    【重要】
    ご所属機関のセキュリティポリシー及び規程等により、以下の対応ができない場合、ワークショップにご参加いただけませんので、申込み前に必ずご確認をお願いいたします。

    • 1)実習はJupyterLab(https://jupyterlab.readthedocs.io/en/stable/)で行います。
      提供する利用環境構築資料以外の方法で利用環境を構築された場合サポートできませんので、動作確認を十分にしておいてください。
    • 2)使用予定のPCに「JupyterLab」のインストールが可能であること。またこれを使ってメッシュ農業気象データ配信サーバにアクセス可能であること。
    • 3)半角英数からなるアカウントで利用環境構築をお願いします(権限は一般ユーザでも構いません)。
      使用するパソコンのアカウントに全角文字(ひらがな、カタカナ、漢字、全角の記号等)が使用されていると、アプリケーションが誤作動を起こす可能性があります。

    2.オンライン講義にはMicrosoft Teamsを使用します。
    Webカメラは不要ですが、マイク機能のついたノートPCまたはヘッドセットをご用意ください(6月4日(火曜日)に対面参加の方もご用意をお願いします。)。

    【動作環境】
    ブラウザ(Microsoft Edge(Chromiumベース)、Google Chrome)をご使用ください。既にTeamsをご使用いただける環境がある場合は、そちらからご入室ください。


    講義と実習内容

    令和6年6月4日(火曜日)※希望者のみ

    10時00分-12時00分   「利用環境構築(PCの設定)に関する相談」

    令和6年6月4日(火曜日)予備講習会(Pythonの基礎)※希望者のみ

    13時00分-14時30分   実習 「1. Pythonの基礎」片柳 薫子(農研機構 農業環境研究部門)
    14時40分-16時10分   実習 「2numpyの基礎」片柳 薫子
    16時10分-17時00分   「質疑応答」


    令和6年6月19日(水曜日)本講習  ※全員必須
    (講義及びチュートリアルによるPythonを用いたメッシュ農業気象データ利用の基礎)

    10時00分-10時05分   「オリエンテーション」佐々木 華織(農研機構 農業環境研究部門)
    10時05分-10時10分   「講師自己紹介」講師全員
    10時10分-10時40分   講義 「メッシュ農業気象データの利用について」佐々木 華織
    10時40分-11時10分   講義 「メッシュ温暖化シナリオデータについて」西森 基貴(農研機構 農業環境研究部門)
    11時20分-12時00分   講義 「メッシュ農業気象データの精度について」村上 貴一(農研機構 北海道農業研究センター)
    13時00分-14時00分   実習 「3気象データの取得」大久保 さゆり(農研機構 東北農業研究センター)
    14時10分-14時40分   実習 「4. 地理情報の利用」小南 靖弘(農研機構 北海道農業研究センター)
    14時40分-15時00分   実習 「5csvファイルの読み書き」根本 学(農研機構 北海道農業研究センター)
    15時00分-15時20分   実習 「6データの集計」根本 学
    15時30分-17時10分   実習 「7発育の予測」大野 宏之(農研機構 農業環境研究部門)


    令和6年7月4日(木曜日)1日目:グループ実習 ※全員必須

    13時00分-13時05分   挨拶 農林水産省農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター
    13時05分-13時10分   「オリエンテーション、実習補助自己紹介」 林 志炫、松浦 庄司、山崎 尚則(農研機構 農業環境研究部門)
    13時10分-14時10分   「受講者自己紹介」受講者
    14時10分-14時50分   講義 「課題解決に向けたプログラミングのコツ」大野 宏之
    15時00分-16時00分   GW※1 「アプリケーション開発に関する検討(班ごと)」
    16時10分-17時10分   GW※1 「アプリケーション開発(班ごと)」


    令和6年7月5日(金曜日)2日目:グループ実習 ※全員必須

    09時00分-09時10分   「オリエンテーション」佐々木 華織
    09時10分-12時00分   GW※1 「アプリケーション開発(班ごと)」
    13時00分-15時00分   発表 「アプリケーション開発成果発表(各班20分)」各班代表
    15時00分-15時10分   「閉会」佐々木 華織
     ※1・・・GW(グループワーク)



    お申し込み方法

    令和6年4月24日(水曜日)までにお申し込みください(必着)

    農林交流センターワークショップの受講は、コーディネーターによる選考にて決定しております。
    抽選及び先着順ではありません。

    募集は、終了しました。

    受講者決定

    2024年5月8日頃メールにてお知らせ致します。

    お問合せ先

    農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター
    コーディネーション推進課  鈴木、木暮
    電話:029-838-7136  メール:koryu7129.gif
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