第236回農林交流センターワークショップ
「メッシュ農業気象データ利用講習会(オンライン講習会)」

農研機構メッシュ農業気象データ(The Agro-Meteorological Grid Square Data, NARO)は、気象情報が農業現場で有効に活用されることを目指して、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)が開発・運用する気象データサービスです
趣旨
近年の温暖化傾向に伴い、高温による減収や品質低下が各地で問題となっており、これを克服する技術の開発が全国で進められています。また、農業人口の高齢化に伴って「担い手」に集積する小規模で分散した圃場を効率的に経営するために、複数の作物や品種を組み合わせて機材の稼働や労働を平準化する技術が求められています。
メッシュ農業気象データシステムは、このような技術の開発を支えることを目標に開発された気象情報サービスで、1980年から来年までの広い期間の多彩な日別気象値(一部要素については時別値も)と、気候温暖化シナリオを、1kmメッシュで全国についてオンデマンドで取得することができます。
本講習会は、メッシュ農業気象データについて理解するとともに、プログラミング言語Pythonでデータを取得・処理する技術の習得のための講習を中心に、表計算ソフトExcel、新たにR言語での利用例を実演します。
開催要領・日程表 (受講の注意点) |
【受講の注意点(申込前にご一読下さい)】
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開催日時 |
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開催方法 |
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対象 |
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コーディネーター |
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定員 |
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参加費 |
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その他 (重要) |
2. 実習でJupyterLab(https://jupyterlab.readthedocs.io/en/stable/)を使用します。 |
講義と実習内容
2023年6月28日(水曜日)
9時00分-9時10分 | オリエンテーション 根本 学(農研機構 北海道農業研究センター) | |
9時10分-9時20分 | 講師自己紹介(参加者自己紹介は別途オンライン掲示板に掲載)講師全員 | |
9時20分-9時50分 | 講義 | 「メッシュ農業気象データの利用について」佐々木 華織(農研機構 農業環境研究部門) |
9時50分-10時20分 | 講義 | 「メッシュ温暖化シナリオデータについて」西森 基貴(農研機構 農業環境研究部門) |
10時30分-11時30分 | 実習 | 「メッシュ農業気象データの利用(Excel)」根本 学(農研機構 北海道農業研究センター) |
13時00分-14時00分 | 実習 | 「メッシュ農業気象データの利用(Python その1)」大久保さゆり(農研機構 東北農業研究センター) |
14時00分-15時00分 | 実習 | 「メッシュ農業気象データの利用(Python その2)」大野 宏之(農研機構 農業環境研究部門) |
15時10分-15時40分 | 実演 | 「メッシュ農業気象データの利用(過去値再現キット)」佐々木 華織 |
15時40分-16時40分 | 実演 | 「メッシュ農業気象データの利用(Rでの利用例)」村上 貴一(農研機構 北海道農業研究センター) |
16時40分-16時50分 | 閉会 | 根本 学 |
6月16日(金曜日)Python事前講習会(※参加希望者のみ)
利用環境構築についてのサポートが不要な方は、13時00~の実習からご参加下さい。
10時00分-12時00分 | 利用環境構築サポート(講師ほか) | |
13時00分-14時30分 | 実習 | 「Pythonによるプログラミングの基礎1」片柳 薫子(農研機構 農業環境研究部門) |
14時40分-16時10分 | 実習 | 「Pythonによるプログラミングの基礎2」片柳 薫子 |
16時10分-17時00分 | 質疑応答、利用環境構築サポート(講師ほか) |
お申し込み方法
2023年5月10日(水曜日)までにお申し込みください(必着)。
農林交流センターワークショップの受講は、コーディネーターによる選考にて決定しております(抽選及び先着順ではありません)。
申込書は受講者選考の際の資料となりますので、応募理由を詳細に記入くださいますようお願いします。
募集は終了しました。
受講者決定
2023年5月17日頃メールにてお知らせ致します。
お問合せ先
農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター
コーディネーション推進課 森田、木暮
電話:029-838-7136 メール:
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