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農林水産技術会議

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第236回農林交流センターワークショップ

「メッシュ農業気象データ利用講習会(オンライン講習会)」

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農研機構メッシュ農業気象データ(The Agro-Meteorological Grid Square Data, NARO)は、気象情報が農業現場で有効に活用されることを目指して、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)が開発・運用する気象データサービスです

趣旨

   近年の温暖化傾向に伴い、高温による減収や品質低下が各地で問題となっており、これを克服する技術の開発が全国で進められています。また、農業人口の高齢化に伴って「担い手」に集積する小規模で分散した圃場を効率的に経営するために、複数の作物や品種を組み合わせて機材の稼働や労働を平準化する技術が求められています。
   メッシュ農業気象データシステムは、このような技術の開発を支えることを目標に開発された気象情報サービスで、1980年から来年までの広い期間の多彩な日別気象値(一部要素については時別値も)と、気候温暖化シナリオを、1kmメッシュで全国についてオンデマンドで取得することができます。

   本講習会は、メッシュ農業気象データについて理解するとともに、プログラミング言語Pythonでデータを取得・処理する技術の習得のための講習を中心に、表計算ソフトExcel、新たにR言語での利用例を実演します。

開催要領・日程表
(受講の注意点)


開催要領・日程表 (WORD : 103KB)(PDF : 311KB)
※掲載用のニュースはこちらからダウンロード願います。(PDF : 1,317KB)

【受講の注意点(申込前にご一読下さい)】

  1. 今回は過去の講習会とは異なり、グループ作業でのアプリケーション作成は行いません。
  2. 講義に合わせて実際に作業していただく実習形式を取ります。事前に資料を配布しますので、講習会当日までに、事前配布資料を基に自習していただきます。講習会当日は自習済みとして講義をおこないます。(事前学習用の資料は受講決定後に配付いたします。)
  3. 「Pythonによるプログラミングの基礎」の講義・演習は、事前講習会として6月16日(金曜日)に開催します。Pythonを利用したことがない方はこちらの講習にご参加ください。
  4. 受講決定後に利用環境構築と事前学習用の資料を送付します。利用環境構築は6月15日(木曜日)迄に行い、うまくいかなかった場合は6月16日(金曜日)の環境構築サポートに参加し、環境構築を終えるようにしてください。
  5. 講習会当日は利用環境構築とPythonの基礎的な知識に関する質問は受けません。
  6. Excelによるデータ取得については、所属機関のネットワークセキュリティの環境により、データ取得ができない場合があります。あらかじめご了承ください。
  7. 講師の実演を見ながら、手元でプログラムを操作するため、2画面を同時利用できると効率的です。(必須ではありません。)
開催日時


2023年6月28日(水曜日)
※利用環境サポート及びPython基礎講習会は、6月16日(金曜日)に行います。
開始時間につきましては、「講義と実習内容」にてご確認ください。

開催方法


茨城県つくば市観音台にある農林団地よりライブ形式のオンライン配信

対象


産学官で研究・開発に従事している方で、気象データの農業利用に関心のある方

コーディネーター


国立研究開発法人  農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)
北海道農業研究センター 寒地畑作研究領域  上級研究員 根本 学

定員


80名

参加費


無料(※受講後のアンケートの回答は必須です(5~15分程度)。)

その他
(重要)


1. 以下の条件を満たしたパソコンをご用意ください。

  • 無線または有線のLAN接続を有する。
  • OSはWindows10以降、またはMac OS X 10.13以降。
  • トラブル対処のため、管理者権限でもログイン可能。
  • Microsoft Excel(Windowsは、Excel2019以降、MacはExcel2016以降)をインストール済み。

2. 実習でJupyterLab(https://jupyterlab.readthedocs.io/en/stable/)を使用します。
受講決定後、セットアップの資料を送付しますので、事前にセットアップをお願いします。


【重要】
ご所属機関のセキュリティポリシー及び規程等により、以下の対応ができない場合、
ワークショップにご参加いただけませんので、申込み前に、必ずご確認をお願い致します。

(1)使用予定のPCに「JupyterLab」のインストールが可能であること。
ご所属機関のシステムご担当者様にご確認下さい。

(2)当日は半角文字からなるアカウントをご使用願います。
アカウントに全角文字(ひらがな、カタカナ、漢字、全角の記号等)が使用されていると、アプリケーションが誤作動を起こす可能性がある為。該当する方は、受講決定後、各自別途アカウントを作成して頂きますようお願い致します。(権限は一般ユーザーでも構いません)。

3.オンライン講義には、Adobe Connectを使用します。
Adobe Connectの専用ソフトのインストールは不要です。各種ブラウザからアクセスして頂きます。
下記条件(動作環境)を満たしているかご確認下さい。

【動作環境】※ブラウザは最新バージョンをご使用ください。
OS:Windows10, Windows11 / Mac OS X 10.13以降
CPU:Intel Core i5と同等以上の処理速度を持つプロセッサー  
メモリ:2GBのRAM空き容量(4GBを推奨)


講義と実習内容

2023年6月28日(水曜日)

9時00分-9時10分   オリエンテーション 根本 学(農研機構 北海道農業研究センター)
9時10分-9時20分   講師自己紹介(参加者自己紹介は別途オンライン掲示板に掲載)講師全員
9時20分-9時50分   講義 「メッシュ農業気象データの利用について」佐々木 華織(農研機構 農業環境研究部門)
9時50分-10時20分   講義 「メッシュ温暖化シナリオデータについて」西森 基貴(農研機構 農業環境研究部門)
10時30分-11時30分   実習 「メッシュ農業気象データの利用(Excel)」根本 学(農研機構 北海道農業研究センター)
13時00分-14時00分   実習 「メッシュ農業気象データの利用(Python その1)」大久保さゆり(農研機構 東北農業研究センター)
14時00分-15時00分   実習 「メッシュ農業気象データの利用(Python その2)」大野 宏之(農研機構 農業環境研究部門)
15時10分-15時40分   実演 「メッシュ農業気象データの利用(過去値再現キット)」佐々木 華織
15時40分-16時40分   実演 「メッシュ農業気象データの利用(Rでの利用例)」村上 貴一(農研機構 北海道農業研究センター)
16時40分-16時50分   閉会  根本 学

6月16日(金曜日)Python事前講習会(※参加希望者のみ)
利用環境構築についてのサポートが不要な方は、13時00~の実習からご参加下さい。

10時00分-12時00分   利用環境構築サポート(講師ほか)
13時00分-14時30分   実習 「Pythonによるプログラミングの基礎1」片柳 薫子(農研機構 農業環境研究部門)
14時40分-16時10分   実習 「Pythonによるプログラミングの基礎2」片柳 薫子
16時10分-17時00分    質疑応答、利用環境構築サポート(講師ほか)



お申し込み方法

2023年5月10日(水曜日)までにお申し込みください(必着)

農林交流センターワークショップの受講は、コーディネーターによる選考にて決定しております(抽選及び先着順ではありません)。
申込書は受講者選考の際の資料となりますので、応募理由を詳細に記入くださいますようお願いします。

募集は終了しました。

受講者決定

2023年5月17日頃メールにてお知らせ致します。

お問合せ先

農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター
コーディネーション推進課  森田、木暮
電話:029-838-7136  メール:koryu7129.gif
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